久しぶりの散歩で見たロウバイの花は、何とも新鮮に映った。
ロウバイや 寒さの中に 凛として
この冬の寒さが応えたのか右足のふくらはぎが痛くなり、この10日余り「引きこもり」を余儀なくされた。
幸いにも、ここにきて痛みを感じることもなくなったので、足慣らしに歩いて15分かかる図書館に出かけた。
その帰り道のこと、大きな民家の庭先にロウバイの花が咲いていた。
それまで外に出ると言えば、足を引きずりながら愛犬のパールを近間で散歩させるぐらいで、ひたすら家の中で「穏忍自重」、「悶々」と過ごしてきた身にとっては、寒い中、凛として咲いているロウバイの花は、何とも新鮮に映ると同時に、「普通」に歩ける喜びが、心の底から湧いてきた次第である。