折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

楽しい、幸せな気分を満喫~読響メンバー・ニューイヤーコンサート

2014-01-27 | 音楽
幼なじみと聴きに行くクラシックコンサート。

1月は読売日本交響楽団メンバーによるニューイヤーコンサート。

Kくん、Y子ちゃんと昼飯を食べながら、今年の初顔合わせ。

彼女は、風邪で体調を崩し寝正月、小生は右足ふくらはぎを痛めて家に引きこもりと、新年早々余りいいことがないので、楽しい音楽でも聴いて「厄払い」をしようということに。

そして、久しぶりのコンサートは、楽しい、幸せな気分を堪能できて、元気をもらうことができた。

以下は、いつものとおりの会話風による感想である。

― 第一部と第二部では、音楽の質が全く違うようなプログラムだったね。

― 第一部は、室内楽の醍醐味を味わってもらう、第二部はファミリーコンサート的に室内楽の楽しみを堪能してもらう、そんなプログラムだったね。

― 第一部のモーツアルト、晩年の名作に取り組むということでメンバーの意気込みが伝わってくる緊張感に満ちた演奏だった。

― すぐ近くの席だったので、演奏者一人ひとりの表情が手に取るようにわかる。5人の演奏者が真剣勝負しているような雰囲気だったよね。

― 夢見るような美しいハーモニーを聴かせてくれた。

― 私なんか、気持ち良くなってしまい、本当にウトウトしてしまったわよ。

― クラリネットの響きが何とも魅力的だった。

― 二部は明るく、楽しい、ポピュラーな小品で途端にファミリーコンサートのような雰囲気になったね。

― 第一部とガラッと雰囲気が変わったよね。演奏者もモーツアルトの時と表情が一変していたのには、びっくりした。

― 一部と打って変わって、演奏者も実に楽しそうに弾いていたよね。

― どの曲もみんな楽しく聴けたけど、ハチャトゥリアンの「剣の舞」は聴き惚れてしまった。

― チャイコフスキーの「花のワルツ」も聴かせたよね。

― J・シュトラウスⅡ世の「春の声」なんか聴いていると、わくわく浮き浮きした気分になってしまうよね。

― しかし、どの曲も普段の演奏会では、オーケストラが演奏する曲だよね、それをメンバー7人であれだけそれらしく聴かせるんだから凄いよね。

― アレンジする人の「腕」が素晴らしいんだろうね。

― アレンジ通りに弾きこなす演奏者も凄いよね。

― どの曲も、楽しく、美しく、聴いていて引き込まれてしまう曲ばかりで、音楽を堪能できたわよ。

― ニューイヤーコンサートに相応しい華やかで楽しい曲ばかりが続き、明るさと元気をもらえたね。

― うっとりと音楽に浸れて、楽しい、幸せな気分になれたわよ。




ニューイヤーコンサート・プログラム


モーツアルト:クラリネット五重奏曲イ長調K581
ベールマン:クラリネットと弦楽のためのアダージョ変ニ長調

― 休憩 ―

ポーランド民謡:クラリネット・ポルカ変ロ長調
ハチャトゥリアン:ガイ―ヌより「子守歌」「剣の舞」
チャイコフスキー:バレー音楽「くるみ割り人形」より「行進曲」「金平糖の踊り」「トレパック」「花のワルツ」
J・シュトラウスⅡ世:ポルカ「浮気心」
J・シュトラウスⅡ世:ワルツ「春の声」

演奏:読売日本交響楽団メンバー