先日、幼なじみのKくんと今年2回目となるクラシック・コンサート『高嶋ちさ子クラシカルセレクション』に行って来た。
『高嶋ちさ子クラシカルセレクション』コンサートのチラシ(左)とCD(右)
その時の感想を会話風にまとめてみた。
『君と一緒にクラシックコンサートを聴き始めて5回目だけど、今回のコンサートはクラシックらしからぬ、肩のこらない内容でリラックスして聴けて、楽しかった』
『高嶋ちさ子というユニークな個性によるところが、大きいんだろうね』
『生の高嶋ちさ子は初めてだけど、うわさ通りのキャラクターだね。目立ちたがり屋という特徴は、おやじさんのDNA何だろうね』
『妻であり、2児の母であり、ヴァイオリニストであり、かつ、プロデューサと大車輪の活躍だけど、姉御として、若い演奏者の出番にもずいぶんと気を使うなど、今日のコンサートを聴く限りプロデュサーとしての側面が強く出ていたみたい』
『演奏の合間でのおしゃべりや面白い出し物など盛りだくさんで、聴きに来てくれた人に、いかに楽しんでもらえるかに力を置いたプログラムだったよね。』
『ストラディバリウスと練習用の安物のヴァイオリンとの音色の違いの聴き比べや全くの素人をステージに上げて即席のヴァイオリン教室をやってしまうなんて、何とも型破りで、お客さんに大いに受けていた』
『普通は、この種の企画はクラシック通の一部ファンからは顰蹙を買いそうだけど、彼女のターゲットはそんなファンでなく、あくまでも一般大衆、ということで終始一貫してたね』
『君もあの即席ヴァイオリン教室に名乗りを上げればよかったのに。手を上げれば必ず選ばれたと思うよ』
『そうだね、絶好のチャンスだったね。おれ、肝心要(かなめ)な時に尻込みしちゃうんだ。意気地がないよね、つくずく自分の性格が嫌になっちゃう』
『今回の高嶋音楽教室でヴァイオリンと言う楽器が奏でる色々な音色や演奏テクニックを実際に生で披露してもらえて、ヴァイオリンと言う楽器に親近感を持つことができて良かったよ』
『こう言うコンサートもたまにはいいよね』
『高嶋ちさ子クラシカルセレクション』プログラム
第1部
G線上のアリア(バッハ)
愛の3部作(愛の挨拶・愛の悲しみ・愛の喜び)
アヴェ・マリア(カッチーニ)
幻想即興曲(ショパン)
トルコ行進曲(モーツアルト)
アメリカの思い出(ヴュータン)
ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)
~休憩~
第2部
2つのヴァイオリンのための協奏曲(バッハ)
夏の名残のバラ
映画メドレー(ゴッドファーザー・ニューシネマパラダイス・太陽がいっぱい・ムーンリバー)
タイスの瞑想曲(マスネ)
チャルダーシュ(モンティ)
演奏
ヴァイオリン:高嶋ちさ子、松本 蘭
ピアノ:近藤亜紀