折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

カレンダー・「マリリン・モンロー」一筋32年

2010-01-22 | 仕事・職場
昨日は暖かかったので、散髪に行って来た。

もう40年近くも通っている、行きつけの床屋さんである。

お互いに気心も知れているので、その時間は散髪もさることながら、世間話をしたり、うたた寝をしたりと、小生にとっては、ある種のリラクゼーションの時間であり、場所でもある。

『こんにちは』と気さくに声をかけて店に入ると、お店の一番目立つ所に昨年の暮れに小生が届けたマリリン・モンローのカレンダーが貼ってあった。


行きつけの床屋さんの店に貼られた、今年のマリリン・モンローの
カレンダー



『今年のモンロー、いかにもモンローらしくて中々いいじゃん』と小生。

『わたしも、最近の中では一番気にいってます。オヤジさん、このカレンダーどこから手に入れたのよってよく聞かれるんで、お店に来るお客さんの会社のカレンダーなのよ、と説明してるんだけど』と店主。

この日は、先ずは、このマリリン・モンローのカレンダーから話がはずむ。

『今年で、32枚目になるらしいよ』と小生。

『そんなになるんですか、わたしの所は今年のを入れて全部で20枚になりますよ。これまでいただいた分は、ちゃんと大きな筒にいれて全部保管してます。我が家の宝物ですから』と店主。

勤めていた会社がカレンダーにマリリン・モンローを採用してしばらくしてから、思い立って『お店に貼って』と毎年届けて来た。
定年後も、後輩に送ってもらって届け続けて来た。
それがちょうど20枚になったのかと、ちょっとした感慨が。

『うれしいね、ありがたいね。そこまでしてもらえるとこれまでずっと届けてきた甲斐があったと言うものだよ』と小生。


『このモンローカレンダーが最初に作られた頃は、30代の半ばでね、カレンダーは他の部署が作ってたんだけど、わたしがいた部署でもこのカレンダーにちなんだグッズ類をいっぱい作って、仕事に活用したもんですよ。そのアイディアを考えるのが、面白くて、楽しくてね、本当にいい時代だった』



最初の発行から12年たった時点で、それまでのモンローカレンダーのデザ
インを一新し、もっぱら社長の来客用に作ったテレホンカード。
貴重品として、大変好評だった。



『そう言えば、テレカも何回か頂戴したことがある』

『株主さんへも配当金と一緒にモンローのテレカを同封して喜ばれた。今はテレカでなくてクオカードになってるけど』


株主優待に使われているモンローのクオカード


『マリリン・モンロー一筋32年ですか、こんなに長く続いているなんてすごいことですね』

『【継続は力なり】だよね。今やマリリン・モンローとは、切っても切れない会社の一つの文化見たいになってるんじゃないかな。でも、景気が悪くて配当も少なくなったし、せめてモンローのクオカードは取り止めということにならないでほしい、と願ってるのだけどね』


平日の午後の一時、お店には他に客もいないとあって、髪を切り終った後も、しばらくモンローカレンダー談義をはじめとして、若かりし頃の思い出話に花が咲いた。

そして、久しぶりに懐かしさをかみしめて、家路についた次第である。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ちょっと意外 (ゆたか)
2010-01-22 21:07:27
モンローファンでしたか

ちょっと意外な一面を見られて
微笑です
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ちょっと照れます (fit-723)
2010-01-23 10:47:22
ゆたかさん

コメントありがとうございます。
モンローファンと言われると、ちょっと照れますね。

ことモンローに関しては、若い頃から仕事の絡みで色々と思い出があると言った程度のことですね。
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