郷土料理『すったてうどん』
『すったてうどん』の材料を調合中
調合した冷たい汁にうどんをつけて食べる
子供の頃、食欲がなくなる暑い夏の真っ盛りに、どこの家でも決まって食べていた一品が『すったて』と呼ばれる一種の『冷汁』料理。(川島町でも「すったて」は、別名「冷汁」、「つったて」、「きゅうりもみ」と呼ぶ人もいる。呼び名に関しては地区によって偏りがあり、われわれの集落では「きゅうりもみ」という呼び方が一般的)
お店には『グルメ王』初栄冠の
新聞記事が置かれていた。
その懐かしい郷土料理が先日行われた『第6回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦』で優勝したというニュースをテレビで見て、久しぶりにふるさと川島町まで食べに出かけた。
われわれが子供の頃は、この『きゅうりもみ』をご飯にかけて食べていたのだが、うどんで食べてもおいしいということを再確認した。
一緒に行った家族に、子供のころに食べた思い出を話しながら、懐かしい味を堪能した次第である。
川島町商工会が『すったてうどん』のレシピを紹介しているので、ぜひともわが郷土の素朴な料理を作って見てください。
暑い夏、食欲増進間違いなしです。
「すったて」の昔から食べられてきた素朴な作り方をご紹介します。
材料(2人前)
ごま 大さじ 3杯 味噌 大さじ 2杯
大葉 4から5枚 キュウリ 1/2本
玉ねぎ 1/4個 だし汁又は冷水 適量
氷 適量 うどん 250g
※味噌の種類はお好みによります。
作り方
手順①
* ゴマを煎ってから、すり鉢でよく擂る。
* 味噌、玉ねぎ(みじん切り)、大葉(みじん切り)を加えて、すり鉢でゴマとあわせる。
* キュウリを輪切りにし、すり鉢に加え、すりこ木で軽くたたいたうえで、よく混ぜ合わせる。
* だし汁又は冷水を加えてよく混ぜ合わせる。濃さは好みで調整する。※好みで砂糖を加えてもよい。
手順②
* 鉢に氷を入れて冷たい汁にする。(食べきる場合)
* 小鉢に汁を入れてこちらに氷を入れても良い。(こうすると食べる分しか汁は薄くならない。)
* 薬味にミョウガやショウガを加えても良い。
* キュウリも千切りにして別に添える場合もある。
注意点
シソの葉の枚数、味噌の量、砂糖の量はお好みで調節しましょう。
味噌の種類はくふうして独自の冷汁をお作り下さい。
九州の方にも冷汁ってありましたよね。
ぜひ作って見てください。
ご飯にかけて食べるのもいいですよ。
宮崎の冷汁が有名のようですね。
どのお店がおすすめとか、ありますか?
そう言えば、「すったてうどん」の季節ですね。
この季節、多くのお店がすったてうどんを扱っていますが、当方、食べ歩きをしたことはないんですよ。
この時食べたお店は「相馬」(そうま)というお店でした。
ボリュームもあり、おいしかったですよ。
明日は、わが郷土を楽しんで来てください。