旅行4日目、ローテンボーデンからリッフェルベルグまでの2・2km(標高差232m)のハイキングコースを約1時間30分かけて歩く。
歩く先には、常にマッターホルンの雄姿が。
この下りを降りたところに「逆さマッターホルン」が映る第一の山上湖がある。
「朝焼けのマッターホルン」に続くもう一つの見どころは、湖面に映る「逆さマッターホルン」。
そのためには、天気がよくて風がない こと、これが絶対条件。
風が吹いて湖面にさざ波が立つとマッターホルンがうまく像を結ばないのだ。
この日は、快晴、無風。
現地のガイド(若い日本人)が、こんな完璧な日は滅多にあるものではない、 と興奮気味に話し、普段ガイドの仕事をしている時は写真は撮らないことにしているが、この日は久しぶりに写真を撮りたくなった、とはしゃいでやる気満々である。
コースはなだらかな下り一方で、ゆっくりと歩きながらマッターホルンを中心に見渡す限り連なる山々を見ながら天空の大パノラマを堪能した1時間30分であった。
しばらく歩くと第一の山上湖があり、逆さに映るマッターホルンと青い空の色が実に美しい。
第一の山上湖からさらに歩くと若い日本人現地ガイドがこれこそとっておきの場所ですよ、と教えてくれた第二の山上湖が。
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