目もくらむ高所で取り壊し作業をする職人さん。さすがはプロの仕事ぶりである。
煙突の天辺で作業している姿は、遠くからはゴマ粒のように見える。
寒空に 高所仕事や 身もすくみ
外で「ガーン」「ガ―ン」という打撃音が断続的に響いている。
何だろうと家の外に出て見ると、すぐ近くのお風呂屋さんの煙突の頂上で人が作業をしているではないか。
そう言えば、お風呂屋さん後継者がいないので「廃業」するという話を聞いていたが、本当だったのだ。
以前孫たちが、まだ銭湯に行ったことがないというので「初体験」をさせたがこのお風呂屋さんだった、と感慨にかられた。
それにしても寒い冬の日、目もくらむような高所で、命綱1本を頼りに黙々と仕事をこなす職人さんの技を見るにつけ、さすがプロだと感嘆すると同時に、滅多に見られぬ光景を目の当たりに見られるなんて、とその幸運に感謝した。
一方で、高所恐怖症の小生には身も竦む光景でもあった。
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