折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL1061~意地の芽吹き

2017-04-13 | 写真&俳句
柳の木が多いゴルフ場、芽吹きの季節で新緑が目にまぶしい。

枝を切られた柳の木に、意地を見せつけるように天に伸びる新芽。



枝打ちに     意地の芽吹きや     天に伸び



季節は桜から青葉へと移りつつある。

いつもプレーしているゴルフ場では、各ホールをセパレートしている柳の木が一斉に芽吹いて新緑が目にまぶしい。

先日ここでプレーした時のこと。

枝打ちして幹だけになってしまった柳の木から新芽が一本天に向かって真っすぐ伸びていた。

持参しているカメラに収めていると同伴者のIくんが寄ってきた。以下は、フェアウエーを歩きながらの会話である。


「凄いですね、この新芽、枝を切られて『怒り』の新芽といった風情ですね」

「人間の都合で枝をもがれてしまったのにね・・・」

「凄い生命力だよね」

『怒り&意地』の芽吹きだね」


この会話から今回の俳句のヒントを得た次第である。

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