家の建て替えに際して、切られることなく命を永らえた冬桜の古木
建て替えや 命つなぎし 古木かな
その冬桜の古木がある家は、我が家から歩いて数分のところにあり、今でも散歩の通り道になっている。
我が家の愛犬のパールが存命の頃、その家にもシベリアンハスキーがいて散歩中にしばしば遭遇した。
ある時、偶然に件の犬と直角に曲がっているコーナーで出会い頭にぶつかり、パールがハスキー犬に鼻を噛れるというハプニングがあった。
もう古い話である。
その家が昨年末ごろから家の建て替え工事を始めた。
さて、工事に際して、この桜の木をどうするのだろうと、ちょっと気になっていた。
この日も散歩で通ってみると工事はほぼ終了しており、件の冬桜は健在で、昨年の晩秋に咲き始めてから、今もなお花を咲かせているのを見て「命を永らえて、よかったね」と心の中で呼びかけた次第である。
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