折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

「納経帳」一区切りつく

2014-05-24 | 日常生活
これまで、まっさらのままだった納経帳の第1ページが、今回の伊勢神宮「外宮・内宮」の参拝で、6年ぶりにページが埋められ、一区切りがついた。

小生が初めて「納経帳」なるものに接したのは、6年ほど前、幼なじみのKくんに導かれるままに「秩父34か所札所めぐり」をした時である。

「経典を写経して、霊場や菩提寺などに諸願成就を祈って納めるのを納経と言い、その証として朱印を戴くための帳面を納経帳というんだけど、これを見ると、いつ、どこに詣でたが一目瞭然、いわばお寺巡りの履歴書みたいなものなんだ、君も持っているといいよ」と説明を受け、秩父の札所めぐりから始め、その後高麗神社に参拝した時に新調した。その際、「伊勢神宮に参拝するようでしたら、最初のページは空けておきますが」と言われ、そうしてもらいつい先日までそのページは、まっさらなままであった。

そして、今回の伊勢神宮参拝でようやく納経帳のこの「空白部分」が満たされることになった次第である。


   

 
この間、6年弱、訪れた霊場は35か所。ページを繰ってみると、それぞれ日時と霊場の名前が独特の書体で墨書されていて、まさにお寺巡りの履歴書そのものと言える。

これで一区切りついたので、納経帳も新調し、改めてまっさらな紙に新しい履歴を重ねて行けたらいいな、と思いを新たにしている次第である。

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