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アルベロベッロはイタリア南部にある村。トゥルッリと呼ばれる円錐形の屋根をもつ住居で知られている。トゥルッリは、16世紀の半ばから約100年間、開拓農民用住居としてつくられたもので、石を積み石灰を塗って仕上げた壁と、一つの部屋ごとに一つずつ載った円錐形の屋根が特徴。
1996年「アルベロベッロのトゥルッリ」として世界遺産(文化遺産)に登録された。
写真は、広場の高台から眺めるトゥルッリ群の景観。
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旧市街のトゥルッリ群の多くは土産物店や飲食店として利用されている。
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日本人が住む家のテラスからトゥルッリ群を間近に見る。
トンガリ帽 おとぎの国へ 迷い込み
前日のこと、宿泊場所であるアルベロベッロへ向かうバスの車中で添乗員さんが、明日観光するアルベロベッロについて説明をしてくれたが、その中で最も面白かったのが、現地の人たちの多くが知っている日本語は「かわいい」と言う言葉だと言う話。
当地を訪れた日本人が異口同音発するのが「かわいい」という言葉で、余りにも多くの日本人が話すので、現地の人も真っ先に覚えてしまった、とのこと。
実際、白いとんがり屋根の町アルベロベッロを訪ねると、トレードマークになっているとんがり屋根に真っ白な壁が目に飛び込んでくる眺めは、何とも「かわいく」まるで不思議な国、おとぎの国に迷い込んだような気分を味わうことができる。
今まで見てきたイタリアの景色とは明らかに異なる景観に「かわいい」と声を上げてしまうのはむべなるかなと納得した次第である。
― 旅行5日目 7月17日(日)―
1・<『世界遺産』アルベロベッロ観光>
2・フィレンツェへ列車で移動 (宿泊 フィレンツェ)