折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL826~枝下ろし その2 芯を止める

2015-09-04 | 写真&俳句
地上1・5m辺りで芯を止められたモクレンの木。


地上には切り倒されたモクレンの木片が。



お隣も     雨の合間に     枝下ろし



一昨日は、束の間の晴れ間を縫って伸び放題になっていた我が家の梅の木の枝をバッサリと下ろしたことを書いたが、我が家がやったからという訳ではないだろうが、昨日はお隣さんが朝から庭木の伐採を始めた。

我が家の枝下ろしは、単に伸びた枝を切っただけだが、お隣さんのそれは枝を下ろすのは勿論のこと、太い幹を途中から切るという本格的な作業であった。

その対象になったのは、モクレンの木である。

件のモクレン、幹も太くなり、背丈も大きくなって庭の陽当たりにも影響が出てきたのだろうか、地上から1・5メートルの辺りから上を幹ごと切り落とされてしまった。

このモクレンの木、過去に一度当ブログで取り上げている。

キジバトの番が相和してこの木に巣をかけているという記事である(平成14年7月15日「ハトの巣づくり」)。

キジバトが巣をかけるほどに茂っていたモクレンの木。


それだけに大胆に『芯止め』されたモクレンの木を見るとちょっと寂しく、残念な気がした。

確かに、周辺は広々と開けたものの、見慣れた木の上部が全くなくなってしまったので、「歯が欠けた」ような違和感を禁じ得なかった。