菩提寺の山門には、満開の桜が。
四十九日の法要の後、納骨の儀式が行われた。
花の下 亡母仏に なりにけり
母が亡くなって早や49日になる。
その法要が菩提寺である善福寺で執り行われ、母は仏の世界の人となった。
四十九日の法要の後、納骨の儀式が執り行われた。
納骨室のふたが開けられる。中に、おやじさんの骨壺が一つだけポツンと置かれている。
そのすぐ横におふくろさんの骨壺がそっと置かれる。
ペアになった骨壺を見て、
「おやじさん、一人で待ってて寂しかったろうけど、やっとまたいっしょになれてよかったね」
と心の中で話しかけた次第である。
折しも季節は春。
菩提寺には、桜を始めレンギョウ、シャクナゲ、ダイコンの花など春の花々が咲き競い、亡母の法要にそれこそ「花を添え」てくれていた。
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