折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL706~ 「四十九日」法要

2015-04-05 | 写真&俳句
菩提寺の山門には、満開の桜が。

四十九日の法要の後、納骨の儀式が行われた。



花の下     亡母仏に     なりにけり



母が亡くなって早や49日になる。

その法要が菩提寺である善福寺で執り行われ、母は仏の世界の人となった。

四十九日の法要の後、納骨の儀式が執り行われた。

納骨室のふたが開けられる。中に、おやじさんの骨壺が一つだけポツンと置かれている。

そのすぐ横におふくろさんの骨壺がそっと置かれる。

ペアになった骨壺を見て、

「おやじさん、一人で待ってて寂しかったろうけど、やっとまたいっしょになれてよかったね」

と心の中で話しかけた次第である。

折しも季節は春。

菩提寺には、桜を始めレンギョウ、シャクナゲ、ダイコンの花など春の花々が咲き競い、亡母の法要にそれこそ「花を添え」てくれていた。

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