早朝、うっすらと積もった雪の中をゆっくりゆっくり歩く愛犬のパール。後ろ姿に老いが漂う。
老犬の 背中哀しや 雪景色
朝起きて、雨戸を繰ると天気予報の通り細雪が舞い降りていて、辺りは白一色の世界だった。
おしっことウンチをさせるべく愛犬のパールを外に連れ出し、リードを放してやった。
以前だったらこんな雪景色を見れば、喜び勇んで飛び回ったものだが、今朝はおしっこをしたあと、ゆっくりゆっくりと辺りを歩きまわっている。途中で雪に滑ってバランスを崩し、転ぶシーンも。
そんな愛犬の姿を見るにつけ、パールも「老いた」としみじみ感じた次第である。
3年前のパールの雄姿(2011年2月15日付ブログより)、喜んで雪の中を飛び回っていた。