折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL310~満員札止め

2013-11-19 | 写真&俳句
猫の額ほどの広さの頂上では、多くの人が所狭しと、ひしめいていた。



小春日や     山の頂(いただき)     人の波



これまで、我々の山歩きは平日と決まっていたので、ハイカーに出会うことは稀だった。

従って、山の頂上はいつもほぼ貸し切り状態。

シートを大きく広げてのんびりと景色と食事を楽しむのが常であった。

しかし、今回はちょっと様子が違った。

日曜日で、しかも風もなく暖かな小春日和。

絶好の行楽日和である。

途中で行き交うハイカーも多く、中には「頂上は人がいっぱい、混んでるよ」と教えてくれる人も。

11時30分頃、頂上に到着。

件のハイカーの情報通り、猫の額ほどに狭い頂上はすでに多くの人がひしめいていて、座って食事をする場所など全く見当たらない。

絶景ポイント、しかも暖かい日だまりの中である。

席を立とうとする人は中々いない。

ということで早々と頂上での昼食を諦めて札立峠方面に向かう。

山歩きをして初めて頂上で食事ができない、という体験を味わった次第である。