折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL299~物言う「背中」

2013-11-04 | 写真&俳句



一人して   球打つ人の   背中には   せつなさにじむ   秋の夕暮れ



夕方の散歩中でのこと。

通りかかった公園の横の小さな空き地で一人のお年寄りが、ゲートボールのスティックで球を次から次へと、打っていた。

秋の夕暮れ時ということもあるのだろうか、人気のないその場所で、何かにつかれたように球を打つその人の背中から、そこはかとなく哀感がにじみ出ているように感じたが、それは単に小生の思い過ごしと言うものだろうか。