折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

夢見るようなひととき~新日本フィル・モーツアルト演奏会

2013-05-12 | 音楽
幼なじみたちと行く月1回のクラシック音楽のコンサート。

先月は小生が体調不良で欠席となったが、今月はKくん、U子ちゃん、Y子ちゃんの4人のフルメンバー。
そして、プログラムはすべてモーツアルトの有名曲ばかり、とあって午後のひとときを「名曲三昧」で過ごした次第である。

以下は、いつものように感想を会話風にまとめてみた。

― 先月のコンサートは、イマイチ取っ付きにくいプログラムだったけど、今回はモーツアルトと言うことで、リラックスして楽しめたわ。

― プログラムの3曲とも事前に家で聴き込んできたので、ばっちりだったわよ。

― 今までは、家でコーヒーを飲みながらベートーヴェンを聴いていたけど、最近はもっぱらモーツアルトを聴いている。コーヒータイムには、モーツアルトが一番だね。

― プログラムの3曲ともモーツアルトの中でも超有名な曲なんだけど、どれが好みかね。

― 交響曲40番と41番「ジュピター」は対照的な曲だけど、今日聴いた限りでは41番かな。

― 演奏の順番も41番がトリで、しかも、この演奏が素晴らしかっただけに、41番をあげたくなるよね。

― 特に、41番の第4楽章の演奏は圧巻だった。

― 指揮者と演奏者が一体となって火の玉のように燃え上がって演奏しているのが、手に取るようにわかった。

― 終わった後のお客さんの熱狂ぶりもすごかった。

― 40番の演奏も素晴らしかったけど、休憩があったりして少し印象が薄れてしまったきらいがあった。そこにもってきて41番の熱演があったので、どうしても40番の方が霞んでしまった。

― 2大交響曲を組み込んだプログラム自体は大変魅力的だけど、今日のように「両雄並び立たず」ということは、往々にして在り得ることだよね。

― でも、モーツアルトの夢見るような旋律を堪能で来て、幸せだったわよ。


<新・クラシックへの扉>プログラム

セレナード第13番ト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」K525

交響曲第40番ト短調K550
交響曲第41番ハ長調「ジュピター」K551

指揮:飯守泰次郎
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団