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折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

経過報告

2015-08-22 | 日常生活
ブログのネタも夏枯れ気味につき、最近当ブログで取り上げた記事のその後についての報告である。

経過報告その1 「天声人語」8日間の空白、埋まる 

スイス旅行のため8日間分(7月30日から8月6日まで)天声人語書き写し作業が中断状態であった(8月16日ブログ)が、コツコツと10日間かけて空白部分を埋めていき、昨日8月6日分まで辿りつき、ようやくその作業が完了した。

経過報告その2 6羽の子ガモ健在

8月19日のブログで、それまで観察を続けてきた「親子のカモ」を久しぶりに見たが、6羽いた子カモのうち1羽の姿が見えなかった旨報告したが、昨日の観察で健在 であることを確認した。

昨日、6羽の子カモの健在を確認した。

スイス旅行の後遺症~「天声人語」書き写し8日間の空白

2015-08-16 | 日常生活

スイス旅行中の8日間、天声人語書き写しノートは白紙のまま。
今も6日分が空白のまま残っている。



スイス旅行からから帰ってきて今日で10日。

帰国当初は時差ぼけと想定をはるかに超える「猛暑」で、肉体的にも精神的にもすっかり参ってしまった。

スイスでは30℃を超える日はほとんどなく快適に過ごしてきただけに、連日の「猛暑」は相当こたえた。

1週間は、自分の体ではないような感覚であったが、ここにきてようやくこれまでの日常生活のペースになって来て、ようやくその「後遺症」を克服できた。

後遺症と言えば、旅行に出かける前の心配事として、これまで 48カ月間 続けてきた「天声人語」の書き写し作業が8日間も中断されるので、この空白をカバーするのは大変な作業だ、ひょっとしたら「書き写し」もこれまでか、と危惧しながら出かけた次第である。

そして、帰国後「天声人語」8日分を切りぬきながら、これを埋めて行くのは大変だと改めて実感した。

そこで、先ずは最新のものを書いた後、同じ日に8日分のうちの1日分を書き写して、それを繰り返していこうと方針を決めたのだが、書き写し作業は遅々として進まず、残された8日分のうちまだ6日分が空白のまま残っており、こちらの後遺症の解消には、いましばらく時間がかかりそうである。


一期一会

2015-08-14 | 日常生活

今回のツアーの仲間たちである。
全部で15人。シーズン真っ最中のスイス旅行のツアーにしては随分少ない。どうも「ドタキャン」がでたらしいのだ。
我々4人の他に夫婦3組、姉妹1組、単独参加者3名がその内訳である。団体で動くメンバーとしては、これ以上望めない理想の人数である。(移動のバスの座席は、2席を一人で使用してもなお余裕が。長距離移動の場合は、大いに助かった。)
見ず知らずの他人が、たまたま8日間一緒に日常を共有する、まさに「一期一会」の出会いで、時間の経過とともにお互いすっかりと打ち解け、旅を気分よく楽しめたのは何よりのことであった。
それにしても、二度と同じ顔ぶれで集まることのない人たち、それを思うとちょっぴりセンチメンタルな気分である。



8月7日から続けてきたスイス旅行記も今回が最終回である。

「妹たちと3人でスイスに行くんだけど、3人だと『割高』になるの、一緒に行かない」とかみさんに誘われて、「買い物旅行」ではないと言うので、行く気になった今回の旅行、友人のHくんが当ブログに「貴兄の生涯の思い出の一つになることでしょう」とのコメントを寄せてくれたが、まさにそのとおりで、今は、行って良かったと心から思っており、誘ってくれたかみさんや義妹たちに感謝している次第である。

さて、今回の旅行の感想である。

今回は高所に作られた展望台からスイスが誇る名峰の数々を目の当たりにしたが、そこからの眺めは驚きの連続であり、大自然の偉容、神々しさに心が打ち震え、その圧倒的なスケールに、こればかりは実際に見たものにしか分からない喜びだ、即ち、これぞ「百聞は一見にしかず」だと痛感した。

そして、それを可能にしてしてくれた「血と汗と涙」の結晶である先人たちの偉業に心からの敬意を覚えた。

と同時に、「お金さえ出せば、大自然の領域にいとも手軽にアプローチできる」、ありがたいと思う反面、人間そこまでしてしまっていいものか、果たしてこれでいいのだろうか、と思う気持ちが心の中を一瞬よぎったのも事実である。

何はともあれ、「天候に恵まれ」、良き「ツアー仲間」に恵まれた今回のスイス旅行は最高にハッピーなものであった。(完)

印象に残る風景

2015-08-13 | 日常生活
今回のスイス旅行の中で印象に残るシーンを幾つかまとめてみた。


レーテイッシュ鉄道ベルニナ線は変化に富む景色が豊かだが、たまたま座った席からは車窓からの眺めがうまく見えない。しかし、列車がトンネルを出てループ橋にかかるシーンだけは、何とか撮影したいと心待ちにしていただけに、撮影できた時は「やったー!」と快哉を叫んだ。


今回の旅行は、シルヴァプラーナとツェルマットで連泊するスケジュールだったので肉体的、精神的にも楽だったが、宿泊したホテルも景色がよく見える絶好の場所に恵まれた。
3日、4日の両日泊ったホテルからは「朝焼けのマッターホルン」を見ることができたし、5日目のビーテンベルクでは夕焼けのユングフラウ3山を部屋のテラスから見ることができた。(写真は夕日に赤く染まったユングフラウ(右)、メンヒ(中)、アイガ―(左)撮影時間は午後9時過ぎであったが、まだ陽が明るかった。)



5日目、モンブランを眺めるべくエギュー・ドゥ・ミディ展望台に出た途端、展望台のすぐそばにある岩山に数人の人が取り付いてロッククライミングの訓練している様子を目の当たりにした。青い空と絶壁、豆粒のように見える人、まるで一幅の絵を見るような場面であった。


6日目、ユングフラウヨッホスフィンクス展望台を降りてアイガーグレッチャーからクライネシャイデックに向かうハイキングコースを歩いている時のこと、降り出した雨に気を取られみんなひたすら黙々と歩いていると、放牧されている牛がコース上に出てきた。
そののんびりとしたたたずまいが何ともユーモラスで気分が滅入っているみんなを慰めてくれているように思えた。
この牛からとれたチーズは、高級品として取引されていると言う。




今回のスイス旅行で旅の車窓から眺めて最も感銘を受けた風景は、緑に染まる山間にひっそりと点在する何とも牧歌的な集落の佇まいである。


色とりどりに咲く~ハイキング中に見た高山植物

2015-08-12 | 日常生活
2回目のハイキングは、途中から雨に降られて花を見る余裕は全くなかった。


今回の旅の楽しみの一つは、4日目と6日目に組まれている以下のようなハイキングであった。

4日目:ローデンボーデンからリッフェルベルク(距離:2・2㎞、時間:1時間30分、標高差:232m)
6日目:アイガーフレッチャーからクライネシャイデック(距離:2・4㎞、時間:1時間30分、標高差:259m)


いずれのコースも下りの初級者向けコースである。

ハイキングの楽しみは何と言っても「景色」と「花」である。

6日目のコースは、歩きだしてほどなく雨が降り出し、ゴール地点では土砂降りに近い降りとなって、ただひたすら終点を目指して歩くだけで、景色も高山植物を見る暇は全くなかったが、4日目のコースは快晴に恵まれ、景色も花も堪能することができた。ガイドさんからも高山植物のレクチャーもあった。

そこで、4日目の第1回目のハイキングで眺めた高山植物のいくつかをピックアップして見た。