ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

走行充電を考える(2015/7/27)

2015年07月27日 | キャンピングカー
 キャンピングカーでの車中泊旅では一日の走行が少ないことが多い。今回の北海道のたびのように同じ場所に連泊することもある。そうなると自分のくるまではサブバッテリーにためた電力残量が日に日に少なくなってくる(取り付けている電圧計の数値の低下で判断する)。自分のクルマには家庭用の冷蔵庫を積んでいるのでその分電気食いとはいえる。24Vで200AH積んでいても、消費量が供給量よりも多ければ残量はどん減って見る間に危険ゾーンに入る。なおソーラー発電設備なし。

 ここ一週間くらいはサブバッテリーの電圧が24V以下になることが多く。(24.0Vのときに残量40%程度/2015/4/4のバッテリー放電試験結果。今は劣化のためそれより悪いはず。)そのつどアイドリング充電を2時間くらい行ってきた。2014年8月8日の記事では24.1Vからアイドリングで2時間充電したときに充電電流量は50AH(24V)だった。充電効率の問題があるので実際にバッテリーに充電された電力はこれより少し減る。

 昨日、今日といよいよ23.6V程度になってきたので、アイドリングではなく1,300rpmくらいにエンジン回転を維持して充電してみた。昨日75分間充電した際の感触はよかった(電圧が早く回復)が、充電電流の測定ができなかった。

 アクセルを一定に維持する仕掛けが思いつかなかったのだが、手持ちの靴べらをアクセルペダルのつっかい棒にするとうまくエンジン回転が維持できた。


 買い物にいくために少し走ってから充電を始めたので、当初の電圧は23.8Vで充電電流は42.5A、1時間後に29.6A、2時間後に22.0Aになった。


バッテリーの充電が進むにつれ電流は下がっていくのは当然と理解しているが、2時間後の電流22.0Aが昨年8月のアイドリング充電の2時間後(22.0A)と変わらない。回転数を上げていても充電電流が増えていないということは、バッテリーが劣化しているということにほかならない。今回の2時間の充電電流量を計算してみると61.8AHということで、これで一日分賄えればいいのだけど。
 現在のバッテリーのレベルはアイドリング2時間では50AHをかなり下回る充電しかできないと思われるが、どの程度かは今後検証が必要だろう。

 今回の1,300rpmというのは自分の場合は50~60キロで普通に走行しているときのエンジン回転数数に近い。現在のサブバッテリーのレベルでは走行2時間で一日分の電力を賄えていないようだ。

(追加)
 1,300rpm充電運転の燃料消費を25日と26日の燃費から推計する。
25日の走行90.4キロに加えて26日にキャンプ場内で移動したので90.6キロの走行に対して燃費は10.6Km/L、そこで燃料を8.55L消費した計算になる。引き続き充電運転75分を行った際の燃費は8.2Km/Lになっていたので合計の燃料は11.04L消費した計算になる。
差し引きで充電のための燃料消費は概算で2.5Lなので、1,300rpmで充電運転をした際の軽油の消費は 2L/H と推計している。昨年8月のアイドリング充電の軽油消費量は1.4L/H(かなりアバウトな計算だが)だったので、これは悪くない数字だろう。ただ充電運転時の騒音は工事用のディーゼル発電機程度の音でかなりうるさい。

 
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今日のクッチャロ湖は雨、歩いてお風呂に行っただけ(2015/7/26)

2015年07月26日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
天気予報通り今にも降りそうな天候だ。クッチャロ湖の朝はこんな景色。


 明日の朝まで雨が残るようなので、ひとまずスクリーンテントは撤収して、カーサイドタープをクルマの近くに単独で張り直した。このタープは元はヘキサゴンタープだったのを切って、五角形にしたので居住空間と雨の流れ道のバランスがうまくいかない。

お昼は音威子府の駅のそば屋で買った生そばをざる蕎麦にして食べる。このそばは音威子府の畠山製麺で作っている。包んであった紙には「直ぐ炊けます。炊きすぎないで下さい。」とあるだけでゆで時間を書いていない。沸騰したお湯に入れて頃合いを見て蕎麦の端を爪で切って火の通り具合を確かめる。丁度いいと思ったら鍋を持って炊事場に走っていき、ザルにあけて冷たい水で締めると、フニャフニャだった蕎麦がきゅ~と締まる感じだ。


二人して水切りザルから直に真っ黒い蕎麦をツユにつけて食べていく。これは美味い。昨日の駅そばよりもこちらがいい。350gの蕎麦があっという間に無くなった。食べた後の蕎麦湯もいい。

お昼の片付けを終えたら歩いて温泉にいく。すぐ坂の上にある「はまとんべつ温泉ウィング」は14時までに入れば350円だ。


お湯は薄い番茶の色で肌がツルツルする美人の湯だ。低張性弱アルカリ性高温泉で成分総計は7.1グラム/Kg、主な成分はナトリウムイオン、炭酸水素イオン、塩素イオンが2グラム前後。露天風呂が無いのは残念だがなかなかにいいお湯だった。

お風呂から出てきたらいよいよ本格的に降り出した。戻ってからしばらくタープの下で雨を楽しんだ。

クルマに戻ってみたらサブバッテリーの電圧が23.7Vになっている。離れた駐車場に行ってアクセルを踏んで1,300rpm位で回したら60A位充電出来ている。これで75分ほど充電したら充電終了後15分後に25.0Vになるまで回復したので今夜一晩は大丈夫だろう。これは昨日と同レベル。アクセルを一定に保つ方法があれば充電した電力が測定できるが何かいい方法はないかな。

さて買い物に行こう。
買い物で走った距離は4.7キロ、燃費は7.4Km/Lだ。もちろん充電に使った時間は除外している。


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クッチャロ湖畔は別天地、キャンプ場も快適(2015/7/25)

2015年07月25日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 森林公園びふかアイランドキャンプ場での二日目の朝だが、天気予報よりも早く朝6時頃には雨が降り出した。もう少し寝ていたいところだが、奥も起こして二人して早めにスクリーンテントとサイドタープを撤収することにした。テントを片付けるとなんと広いスペースを使っていたこと。


 ここは蒸し暑いので少し北上して旧天北線沿線の道の駅「ピンネシリ」に行ってみることにした。9時過ぎに出発して道の駅「びふか」でアイドリング充電2時間。

 

 暇だったので冷蔵庫の中を漁っていたら確か名寄の道の駅で買ったさくらんぼが出てきた。もう完熟もいいところ、甘くておいしかった。

 2時間充電したので45AH程度だと思う。ここから国道40号線を音威子府まで行く。ここのJR駅で音威子府そばを出していると桑名から来られていたAさんに教えてもらっていた。
  



 音威子府そばは真っ黒。そば殻も一緒にいれて挽いたそば粉で作っているからだそうだが、ちょっとぼそぼそして素朴な感じだ。この駅の待合室にはJR窓口とバスの窓口、そして立ち食い蕎麦があるわけだが、お客さんがいるのは蕎麦屋に10人強だけ。3人分だけテーブルがあるが、あとは待合室のベンチや畳の小上がりのような場所でそばをすすっている。

 音威子府駅は宗谷本線と天北線の分岐の駅で昔は国鉄の町だった。往時を偲ばせる「天北線資料室」が待合室の片隅にあったので、興味深く見学した。
 

 音威子府駅を出てすぐのところに道の駅「音威子府」がある。建物は立派だがなにもない。


 いよいよ目的地の道の駅「ピンネシリ」。駐車場は国道脇で狭い。

 

 何よりも蒸し暑い。30度はないと思うがクルマの中ではエアコンなしでは過ごせない。となりにあるキャンプ場を歩いてみたが、日陰なら何とか過ごせる感じだった。夜になれば気温も下がるだろうがそれまで持たないので、オホーツク海沿岸の浜頓別まで行くことにした。

 その前にせっかくここに来たのだから、国道をはさんだ反対側にあるピンネシリ温泉\380に入っていこう。


ここのお湯は淡いオレンジ色に見える。低張性中性冷鉱泉で成分総計が1.8グラム/Kg、炭酸水素イオンが4割くらいでナトリウムイオン、塩素イオン、マグネシウムイオンが主な成分。しかしあまりツルツルする感じがない。でもお湯から出たらさらっとした感じで、汗ばんだ体も気持ちよくなった。

 このピンネシリを出発して浜頓別に向かって下っていくと、外気が涼しくなってエアコンがいらなくなってきた。そして浜頓別に着いて外に出ると別世界の涼しさ。今日の宿泊地は「クッチャロ湖畔キャンプ場」。昨年はすぐ横の「はまとんべつ温泉」には入ったが、ここのキャンプ場は見ただけで道の駅「マリーンアイランド岡島」まで走っていったのだった。




 このキャンプ場は\200@人で、ごみ処理は無料で燃えるゴミと燃えないゴミに仕分けてレジ袋などに入れて2箇所のごみBOXに放り込んでおく。クルマは駐車場に置いて、広い芝生のどこにテントを張ってもいい。自分たちはテントで寝るわけではないので、大きな樹の下にスクリーンテントを張った。タープの乾燥を兼ねて、テントの上からタープを重ねた。タープを張ったら早速、サッポロクラッシクを飲む。

  

ここは涼しくて気持ちがいい。天候は曇りだが、北海道は涼しいのが一番だ。

 夕食は曇空の下ではあるが簡単な野外料理でさらにビールが進む。ソーセージとトマトを炒めて卵を落として半熟にする。それを皿にとって食べながら溶けるチーズを乗せて蓋をして蒸し焼きにすると2つの味が楽しめる。これだけで十分メインの料理になった。
 

本日の走行は90.4キロ、燃費は10.6Km/L。


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キャンプ場でゆったりのはずが(2015/7/24)

2015年07月24日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 ここ森林公園びふかアイランドキャンプ場はなかなか居心地のいいキャンプ場だ。昨日今日とちょっと蒸し暑いのが残念だが、せっかくテントなどを設営したのでもう一日滞在することにした。




コテージが素晴らしく立派だ。何人宿泊できるだろうか。

 そういうことでのんびりできるはずがサブバッテリーの電圧が低下している。10時に24Vなので残量が40%強。楽観的に考えると明日の朝まで持つと思うが、今日の昼食のこともあるので美深の市街地まで出て食事と買い物をすることにした。

 今日も朝から蒸し暑い。10時半にキャンプ場を出発したが北海道に来てから初めてのエアコン走行で、道の駅まで来て駐車場の片隅でアイドリング充電。そのうちお昼どき。
 道の駅のレストランで昼食にした。

 ここから美深までは10キロくらいだ。美深の街のスーパーマーケットは2軒あるが、美深スーパーが多少品揃えがある。

戻ってきたところでやっとのんびりと椅子にかけていたら、居眠りをしていた。

今日の走行は20キロ、燃費は8.5Km/L。



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森林公園びふかアイランドキャンプ場に落ち着いた(2015/7/23)

2015年07月23日 | 2015/7-8 北海道のたび 2
 道の駅「びふか」の後方に森林公園びふかアイランドが広がっている。朝食前に少し散歩をしようと外に出たらクルマの屋根にクワガタがしがみついている。さすがに森の中だ。


 道の駅の屋上に出て森林公園の方を眺めた。


なかなか広くて林にに囲まれていて気持ちよさそうなキャンプ場だ。





林間の草地にクルマを乗り入れて、皆さん思い思いにテントやタープを展開してくつろいでいる。これはなかなかよさそうだ。オートキャンプ場の方を覗いてみたが、車を入れる場所やテントの場所がきっちり決まっていて面白みがない。




さらに電源箱の位置が車から離れていて延長コードが必要になる。これで\2,500だ。一方フリーサイトは\300@人となれば、圧倒的にフリーサイトが面白い。しかもフリーサイトはチェックインが朝8時からなのだ。

 ということで朝飯前に道の駅から移動して、森林公園びふかアイランドキャンプ場に落ち着いた。
出発前まで少しずつ作っていたカーサイドタープを展開し、スクリーンテントを張ってクルマとの間に差し渡した。



カーサイドタープはクルマの雨樋とバンクベッドの窓のガラス枠を利用して引っ掛けるフックを作っている。

    

実はこのタープはその昔テントキャンプをしていた時代のヘキサゴンタープの中心部に手を加えて再利用したもの。力の加わる部分とフックに掛ける部分は手芸用テープを買ってきて自分でミシンがけした。

ヘキサゴンタープの残りの部分を2枚つなぎ合わせて、スクリーンテントのアウターシェルを作ったのだが、ミシンがけの腕が悪くてかなりいびつになってしまった。これは帰ってからやり直しだな。

さてお昼になったが食べるものを用意していなかった。冷たい水がふんだんに使えるので、道の駅まで歩いて行ってそばのつゆ付きのものを買ってきた。これでもなかなかいける。

テントの先200メートル先がびふか温泉だ。


入ってきたが特徴を思い出さないほど。明るいいかにも温泉センターという感じのタイル張りの浴室で天井の一部が吹き抜けになっているので、暑さがこもらなくていい。お湯は淡い黄緑で透明。低張性弱アルカリ性冷鉱泉で成分総計が0.7グラム/Kgだ。炭酸水素イオン、ナトリウムイオン、塩素イオンが主な成分だが、ツルツルする感じもなにもない普通のお湯だった。\400

本日の走行は500メートル。

夕食は名寄のイオンで買っておいたホッケといか、とうきび、ピーマンなどをスクリーンテントの中で焼いて食べた。焼きながら食べて飲むのはアウトドアライフの一番の楽しみ。しまった飲むことに集中したので写真がない。



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