グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

政・官・民のバランスが変化している

2020年11月09日 | 政治
よく政治家と官僚と選挙民は3すくみの関係にあると言われる。
政治家は選挙で選ばれるので選挙民には弱い。
官僚は政治家に人事権を握られているのでなかなか反抗できない。
選挙民は行政権を行使する官僚に逆らうことは難しい。
という訳で世の中うまく出来ていると思いたいがどうも最近はその力関係に変化が生じてきているように思う。
いきなり集団的自衛権容認に転じた内閣法制局長人事などを考えると政治家の官僚に対するプレッシャーは強くなり過ぎたようだ。
反面政治家は選挙民に弱いかといえばそれは建前上のことであって広島県の前法相の選挙違反疑惑などを見るにつけ歪みが出てきている。
官僚と選挙民との関係はいわば解釈変更ができない法律で縛られている部分が大きく表面上は変わりないように思う。
ただ官僚が政治家に弱くなっている分(これを忖度と呼んでもいいのかもしれないが)そのツケが選挙民に回ってきていることがないだろか・・・。
最近首相はよく「適切に」という副詞を多用しているが実のところ「何が適切なのか」といえばこれは判断が難しい。


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