グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

事業仕分け再開に思う

2010年10月29日 | 日記
事業仕分け第3弾が昨日より始まった。
前回のように傍聴者が押しかける光景は見られず一時のフィーバーは沈静化したようだが中身は特別会計、相手にとって不足はない。
「スーパー堤防」などは400年かけて行うプロジェクトだそうだがいやはやスケールが壮大過ぎて評価不能である。
先日の奄美もそうだが毎年豪雨禍で数多くの犠牲者が出ている。
こちらの方は場所こそ事前に特定できないが必ずどこかで相当の被害が発生しているのである。
国交省幹部はこの現実をどう考えているのだろうか。
「スーパー堤防」以前にまだ他にやるべきことがあるのではないかと思うのは私だけではないだろう。
事業仕分けでひとつ考えなければならないことは当該事業で糧を得ている人々がいるということだろう。
官僚然り、民間事業者然り、彼らも生きていかなければならない。
単に「廃止」だけで物事は解決しない。
誰かがソフトランディング策を講じない限り事業仕分けの成果を享受できないのである、誰かが・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。