グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ホンダのスーパーカブ1億台生産突破に思う

2017年10月21日 | 日記
ホンダが同社の看板商品の一つであるスーパーカブの累計生産台数1億台を達成し記念式典を開いていた。
50年以上も前の話だが故郷の父親が乗り回していた原動機付乗り物がそう、このスーパーカブだったのでこの車種にはなぜか愛着がある。
最近日本では見かけることが少なくなったがアジア諸国での人気は根強く高いしシェアを誇っている。
ホンダの2輪車は4輪車に比べ利益率も高く長らく同社の4輪車ビジネスを支えてきた。
ということでついマッキンゼーが開発したPPM(ポート・フォリオ・マネジメント)という経営手法を思い出した。
PPMとは企業が抱える複数の事業領域を「市場成長率」と「相対的シェア」の2つをメジャーとして評価し全社的な資源配分の最適化を図るツールなのだが「金のなる木」「花形」「問題児」「負け犬」のカテゴリー名を興味深く感じたものだった。
現在のホンダの事業に当てはめれば「2輪車」は「金のなる木」、「4輪車」は「花形」、そして「ビジネス・ジェット」は「問題児」ということになろうか・・・。
ホンダの関連部署がPPMを意識し実践していたかどうかは知る由もないがいずれにせよ「2輪車ビジネス」と「4輪車ビジネス」、「航空機ビジネス」に関わる経営資源配分のあり方は同社の今後の発展に大きな影響を与えるに違いない。





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