グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

カントリーリスク今昔(その2)

2011年10月28日 | 日記
タイ・バンコク周辺の洪水被害が一段と広がっている。
日本政府も現地進出企業に対し緊急融資などの経営支援に乗り出した。
かっては全てのカントリーリスクは進出企業の自己責任というのが通説だったが昨今では役所も親切というか優しくなったものだ。
それはそれで結構なのだが国際経営を取り巻く環境変化の振幅は多少の支援策などでは間に合わないほど大きくなっている。
某自動車メーカーではタイ工場の操業停止がそのまま米国工場の生産活動に影響を及ぼしているがその一例といっていいだろう。
かといってもう後戻りはできない。
高まるカントリーリスクに果敢に立ち向かっていくより道はない。
筆者の在職中にもカントリーリスクという言葉はあったしそれなりに対応していたつもりだが今から考えると本当に限定的なものだった。
頑張れ、日本企業! 高めようリスク管理能力を!


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