グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

銀行建替え店舗の貸出し容認方針に思う

2017年11月26日 | 日記
地方銀行が今所有している店舗を改築する場合新たに生まれた余剰スペースを地元の小売店や医療機関などに貸し出すケースが具体化していくようである。
現在は規制があって金融機関は自由に地元企業に貸出しなどできないが金融庁が規制緩和に向けて前向きになっているからだ。
金融機関の支店は駅前の一等地にあることが多いのでもし地元企業への貸出しが実現すれば当該地域周辺の光景は一変するかもしれない。
ただ元々商店街の活力が低下していればその効果は意外と限定的かもしれない。
金融機関の床面積などさほど大きくないからねぇ。
ゆえに金融機関にとっても地元企業にとっても過度な期待は禁物だ。
利用できるものは何でも利用したいという気持ちは分からないではないが腰を据えて検討すべきだろう。
あくまでも本来の経営戦略が別にあって改築スペースの活用は副次的程度に考えておいたほうが両者(金融機関、地元企業)にとっていいのではないか。
「捕らぬ狸の皮算用」なんてことがないように。


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