グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

日本語の損傷現象に思う

2011年12月27日 | 日記
先日ジャーナリストの田勢康弘氏がテレビ番組の中で若者の言葉使いについて触れていた。
ヤリ玉に上がったのは「マジ!ヤバイ」という言葉で同氏が教鞭をとる大学内でも頻繁に使われており特に成績優秀な学生も同調していることについて嘆いていた。
全く同感だ。
昔から業界や親しい仲間内だけで用いる俗に言う「隠語」があることは否定しないが問題はそれ以外の社会でキチンとした日本語が使えるかどうかだ。
就職のための面接試験席上でもつい口をついて出てしまうことがあるようだがこれでは話にならない。
筆者が気になるのは老若を問わず女性全般に蔓延している「そうなんだ」に代表される「・・・なんだ」という語尾だ。
当初は一時的な「はやり言葉」だと認識していたがいつの間にかすっかり定着してしまった。
これも親しい仲間内でだけならともかく初対面の相手に使うなどは変に馴れ馴れしくタメ口として受取られかねない。
あれだけ濫用すれば肝心のときにキチンと話できないのではないかと危惧するものである。


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