グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

雑誌販売1兆円割れに思う

2011年12月28日 | 日記
雑誌販売の減少がどうにも止まらない。
ピークの97年には1兆5000億円を超えた販売高はその後減少の一途を辿りなんと今年は1兆円を割り込むという。
その理由は読者層の人口減少や収入目減りもあろうがやはりインターネットの普及が最大の要因だろう。
出版業界はいわゆる「自炊」対策に躍起でそれはそれで結構だがインターネットの持つ社会変革力に何がしかの影響を与えるには及ばない。
今後そのインパクトは大きくなるばかりだ。
出版業界は徒にインターネットを敵視せずうまく乗っかる、あるいはうまく軸足を移していく知恵と工夫が求められる。
マルチメディアや双方向などの特性を考えるとまだ広大なフロンティアが残されていると思う。
またネットだから当然海外も視野に入れて・・・、相手は70億人だ。
インターネット変革の荒波は雑誌だけにとどまらない。
教科書も、単行本も、新聞も。
さらにテレビ、ラジオも。
10年後の姿が楽しみでもあり、そら恐ろしくもある。


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