グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

新任文科相の大学新設不認可に思う

2012年11月03日 | 日記
新任文科相の3大学新設却下表明が波紋を呼んでいる。
氏の「大学の質の低下や経営難」についての指摘はもっともで卒業生の就職難も周知の通りである。
ただこの期に及んでの「不認可」は準備を進めてきた関係者の心情を思うとあまりにも唐突だ。
そもそも大学の質の低下や経営難については800大学全体の枠の中で考えるべきで今回の3大学候補をスケープゴートにするのは如何なものか。
今回の3大学候補は近年の大学経営環境を百も承知の上で準備を進めてきたわけだからむしろフツーの大学より堅実な事業計画と見通しを有しているかもしれない。
今回の出来事を目にしてあの八ッ場ダムの建設中止とその後の混乱を思い出した。
やはり政治には一定の継続性が重要だろう。
国政復帰を表明した前都知事を「暴走老人」と呼んだ文科相こそ「暴走ご婦人」ではないかと思うのである。
言うまでもないが大学審議会のあり方見直しについては諸手を挙げて賛成だ。



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