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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

異国からの内閣改造意思表明に思う

2017年07月10日 | 日記
スウェーデンを訪問中の首相が「来月早々自民党人事と内閣改造を断行する」旨の意思表明を行っていた。
通常人事異動というものは直前に公表し、間髪を置かずに実施する、というのが常道だと考えていたのでこのニュースにはいささか驚いた、しかも遠い遠い異国からねぇ・・・・。
防衛相や法相の交代は誰が見ても必定だろうからこのあたりは周辺のザワツキも少ないかもしれないがそれ以外の大臣や省庁だって少なからず影響はあるだろう。
つまらないところで組織を空転させるべきではない。
もし内閣改造を急ぐのであれば外遊前に思い切って断行した方がよかったし若し人事構想がまとまっていなければ改造アナウンスは帰国後にすべきだったのではないか。
そもそも内閣改造の背景にある内閣支持率低下は個々の閣僚に起因するものもあるが何よりも今回は首相個人に対する批判が大きいのだ。
そんな状況の中で首相が留任する内閣改造でどの程度支持率の回復が図れるのか、甚だ疑問である。
場合によっては却って反発を招くことだってありうる、・・・、少なくとも今回に限っては内閣改造が支持率浮揚に寄与することはないだろう。