過日中国・北京で行われた軍事パレードに国家元首として列席した韓国大統領だったが先週末には米国大統領と会談していた。
そして今さらなのだがTPP参加に強い意欲を示した。
米国と中国は周知のとおり覇権をめぐって角を突き合わせている間柄だから両者の間に立って双方にいい顔をするのは難しい。
しかし韓国経済の減速や狭小な国内市場を考えると思い切った外交関係の樹立に打って出ざるを得ない状況なのだろう。
「アチラを立てればコチラが立たず」などとは言っておれないのだ。
米国大統領からは日韓関係改善についても配慮するよう注文が付いたようだ。
竹島領有問題、従軍慰安婦問題などはどう対処しようとしているのか。
一方北朝鮮国境では戦火がくすぶる。
課題が多すぎて身動きできないということにならなければいいが・・・。