米軍によるアフガニスタン駐留中の「国境なき医師団」施設誤爆は大変ショッキングなニュースだった。
「国境なき医師団」側の広報担当によれば施設の所在は予め米軍側に伝えてあったという。
それでも尚あのような悲惨な出来事が発生したしたことは本当に残念だ。
米軍側は[原因究明に全力を尽くし再発防止を徹底する]と言明しているが言葉だけに終わらないことを望むだけだ。
米国が誤爆行為を速やかに認め犠牲者遺族に対し弔慰金の支払いや施設の再建について補償を申し出たことにいくらか救われたがそれでも数十名に上る医師や患者の生命は戻ってこない。
「国境なき医師団」はかってノーベル平和賞を受賞した団体でもあるのだ。
それにしても「人間のやることに完全無欠はない」ということあらためて思い知らされた。
世界最強の軍備を持つ米軍のことだ。
誤爆の原因は武器の精度ではなく単純な情報連絡のミスではないだろうか。