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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

京都「送り火」騒動に思う

2011年08月13日 | 日記
京都の五山送り火に東北・陸前高田の松を使用するかしないかで大揺れだったが結局三方一両損で終わりそうだ。
当初予定していた松の薪は放射能物質が未検知だったため薪の受け入れを拒否した「送り火保存会」は一気に悪者になってしまった。
苦情が殺到した京都市は慌てて現地NPOと保存会との仲介に入りなんとか再開にこぎつけたが今度は新たに取り寄せた薪にセシウムが検出されたため再度見送りで結局ポイントは稼げなかった。
現地・陸前高田側は一旦復活の兆しにぬか喜びしたのだが最終的に落胆だけが残った。
心配なのは宮城・岩手・福島に残るガレキの処理問題だ。
県内での処理が前提となっている福島を除き宮城・岩手両県は他都道府県の処理協力を期待しているのだがこんなことではガレキの移動は難しいかもしれない。
風評被害は拡散するばかりだ、嗚呼。

本日の電気予報に思う

2011年08月13日 | 日記
今朝(12日)の本日電力予想使用量は最大供給力比83.3%で「比較的余裕」であった。
この暑さなのに・・・である。
つい先日まで節電対策を巡って大騒ぎしていたのでこの数字にはちょっと意外な感じがする。
勿論余裕があるのは結構なことだ。
輪番休日制など産業界の取り組み強化が奏功しているのかもしれない。
さらに意外なのは今や東電管内よりも東北電力や関電、中部電力などがより逼迫していることだ。
管内の原発依存度に差があるのかもしれないが各地域の節電努力に差はないだろうか。
関西を旅行していた友人によれば駅構内も灯り煌々、エスカレータも当たり前に動いていたとのことだ。
努力している地域がノンビリやっている地域になけなしの電力を融通するというのも変だ。
節電ノウハウを共有し日本全国ほぼ同レベルの節電対策を講じるべきだろう。
余談だが今日、テレビで中部電力の節電要請コマーシャルを目にして驚いた。
ここは東電管内なのに・・・、何故かいろいろ勘ぐってしまう。(笑)