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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

止まらぬ放射能拡散を憂う

2011年08月04日 | 日記
先日新聞が福島原発内で放射線10シーベルトを計測したと報じていたが一瞬放射線量単位が間違いではないかと疑ってしまった。
ミリもマイクロもつかないただのシーベルトなのだ。
これはもう間違いなく致死レベルである。
しかもメータが振り切れてしまったということなので実際はもっと高いレベルであろう。
さらに驚いたのは東京電力関係者が「これによって従来からの収束作業に影響を与えることはない」と平然としていたことだ。
当該屋外配管部分から風だの雨だのによって放射能がさらに空中に拡散する可能性はないのだろうか。
なかなか機能しない水処理システムへの負荷増大はないのだろうか。
とにかく東電は事故処理全般にわたり楽観的過ぎる(そのくせ賠償金支払業務には従来の1000人から5000人へ担当者増員を決めているが)。
政府はこのたび経産次官、保安院長、資源エネ庁長官の更迭を決めたようだがそれで物事は解決する訳ではない。
東電は事故収束にあらゆる可能性を想定しもっと緻密に取り組むべきだ。