(山の光)
当地はお隣の栃木県、埼玉県とともにサツキ盆栽が盛んな地域。今年も愛好家が
丹精込めた盆栽展が催された。3,40年前に比べると人気はひどく落ちている
のは残念だ。フラワーパークで開催されると地元紙に紹介されたので出かけてみる。
見事な作品に圧倒された。こんな作品を育てている皆さんには敬意を表する。
(日光)
更に、小品盆栽二つ
私も栽培歴だけは40年近くになるが、庭に残っているのは3鉢のみ。それも管
理が悪く情けない状況。
我が家に残った3鉢 左から華宝、栄冠、暁天
樹形や根張りはそこそこなんだが、花が圧倒的に少ない、樹勢もよくない。昔は
もっとまともに咲かせたのだが、最近管理に手を抜いているからな・・
出品者のおひとりにお話を伺った。ポイントは普段の水やり、消毒、花後の剪定
や植え替えなど。どれも私も承知していること。花付きが悪いのは消毒の不徹底
のようだ。そして一番欠けているのは愛情。
今咲く花の花芽は昨秋には形成されている。夏場の消毒が悪いと花芽の中にシン
クイ虫が潜り込み越冬する。花芽の養分を吸い取ってしまい4月になって花芽が
膨らんでくる時期、含まらないまま枯れてボロボロ取れてしまう。よく見ると枯
れた花芽には小さな穴が開いている。ルーズになって確かに手を抜いていた。月
に2回は消毒する必要がありそうだ。
かなり刺激を受けた。たかだか3鉢だ、間もなく植替えもあるので、気合を入れ
愛情をもって管理しよう。立派に咲けば品評会の末席辺りに置いても不自然では
ない盆栽だと思っているので。
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