木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

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淡墨柿

2007年07月06日 | 木工旋盤
 粗挽きして5週間ほどたった生の柿の木のナチュラルエッジ。
 生木挽きのナチュラルエッジは一度に仕上げてしまわないとならないと考えているが 今回 粗挽きして乾燥してから仕上げようと試してみた。

様子を見たら 風通しが悪かったせいか カビが生えている。
 乾燥歪みが予想以上に出ていて これ以上変形すると厚みが確保できそうに無い。
 もう少し乾燥させたかったのだが 急遽仕上げ挽きをすることにした。

 粗挽きの時は 綺麗な淡黄色だったのに 淡墨色というか墨絵ぼかしというか あまり綺麗でない色になってしまっている。

 きっと黒柿になる途中なのだろう もう少し置けば黒柿になったのかもしれない。 これは嘘!(笑)
 それにしても 薄汚い色だ。柿って こんなものなのかなー。
 摺り漆塗りにすれば ごまかせるかもしれない。
 この時期は気温も高く湿度もあるので 少し おまじないをすれば真っ黒近くになるはずなので しばらくぶりに摺り漆をやってみようかな。