ケースの中に入っているのが最近に「きへん工房」の山口さんに戴いた逆立ち独楽です。 以前に私も沢山作ったのですが 慣れからか邪心が出たのか スムースに逆さになる確率が極端に少なくなってしまい 製作中止にしてしまいました。 山口さんの独楽も一木で削り出してありますが ハイテク技術が施されて それほど強くまわさなくても とてもスムーズに逆さになって安定して長く回っています。 何回も回しながら 矯めつ眇めつ していますとハイテク技術以外にも 幾つかのポイントが見つかりました。 増田名人の逆さ独楽を見せていただいた時も気づいてはいたのですが興味が薄れていました時でしたので 頭に止め置かなかったのです。 で 材料を用意して試し挽きをします。
試作独楽の試し回しです。 右の2個が山口さんの独楽です。今回は山口さんの発明しましたハイテク技術は私には難しいので使えませんでしたので ハイテク技術抜きの 5個を試作してみました。 山口さんの独楽と同じようには回りませんでしたが 5個全部が 以前よりは楽に逆さになります。市売の逆立ち独楽や逆立ち独楽の理論では真円になっていますが 真円ではなかなか成功するのが難しいです。