榧 Φ約200mm H 220mm 深めボール粗削り
去年の12月半ばに栢の生木で荒削りした深めボールを点検。今のところひび割れは発生していませんが節だらけなので油断はできません。
上の部分を5cmほど切り取り 下部も3cm程 削り込みます。
内側を削り込むと節が大きく目立ってきました。
幹軸にたいして水平に枝が出ていて思ったほど節の形が楕円になりませんでした。芯割れが出ないと よいのですが心配です。
最初は高さが100mm以下の浅いボールをイメージしていましたが 折角の長さを切り取るのがもったいなくて そのまま ありのままで削り出してしまいました。やっぱり上下を多めに切り詰めたほうが折角の節模様が生かせそうです。
まだ早いかな~~と思いましたが 仕上げ挽きをしてしまいました。
まともの材料より 節や穴があいている材料で作るほうがスリルがあって刺激的です。こんなのを「際物」と呼ぶのではないでしょうか?少し違うかな? 危ないもの きわどいもの 境界ギリギリのもの 危険間際 期限間際 近付かない方が良い 構わはい方が良い とかでしょうか?