作業予定を変更して 酷い虫食いになっている乾燥中 の太めの檜の枝を全部下ろして 短切りにしました。これ以上このまま置いておくと虫食いが芯の方まで進んで 全部が薪になってしまいます。今のうちならグイ呑みぐらいは取れそうです。 虫食い・偏芯で中心ポイント打ちに苦労します。これを間違えて挽くと径が小さくなったりお釈迦になってりしてしまいます。
木は木の都合で育っていますので 材料にしようとすると 芯腐れ・節・入り皮・アテ・芯の偏り・そして虫食い などの欠陥が多くてまともに使えるのは少ないです。ビアマグが沢山出来るとの目論見は虫食いで あてがはずれてしまいました。ちょっと手間をかけて欠陥部分の面倒を診て少しでも屑になる分を減らしたいと思っています。
あるところには沢山あるようですが 取りに行けない山の奥なのです。たまたま運が良いと入手できます。
御殿場では時間がなかったので檜の香を売りものにして無塗装で格安で並べてしまいましたが 今回のは耐久力のある塗装をして付加価値を高めるつもりです。
檜のグイ呑み評判が良いみたいですね、木工のセオリーに従わない加工法で木目模様がとても良い味をだしているのでしょうね。檜の有効利用で檜自身も喜んで良い模様を出してくれている様を感じます。重い丸太との格闘、ガンバッテください。