木工旋盤 専科・Woodturning・ウッドターニング・EBONY BLOG

   ‥‥ Woodturning三昧・木工旋盤専科・ウッドターニング・季節の中で ‥‥

木球挽き

2009年02月22日 | 木工旋盤
ポカポカ陽気が一転して真冬に戻ってしまった金・土曜日。薪ストーブを全開にしても隙間だらけの作業小屋はなかなか温まりません。
ちょうど木球作りで苦労している時にタイミング良く紹介されて思わず注文してしまいました球挽きジグ。
 折角なので木球の量産をしました。掴み代がもったいないので捨て木を接着してのΦ35mmの欅球を挽いて接続穴を開け終わったところです。大き目のビーズ玉です。


 既製品のジグを使わないでいろいろ工夫して木球の作り方を紹介している方々もおられます。いずれもアイデアに富んだユニークな作り方で感心してしまいます。中にはジグを自作してしまう凄い方もいらしゃいます。
 私もテンプレートを作って幾つかの方法を試してみましたが ジグなしではとても難しいです。木球自体を作るのが目的ではなくて部品として使うために作りますので球作りに あまり手間暇を掛けたくないのです。
  ジグを購入しないで木球作りをしようとすると
 1、準備も含めてとても時間と手間がかかります。(この過程が至福の時であるのならば問題はありません)
 1、下手だからでしょうが完全な真球にならずに 微妙に歪んでしまう。(これが手作りの風合いで素敵だというのであれば問題ではありません)
 1、一個だけ適当な大きさに作るのではなく決まった寸法で沢山作るのが難しい。
 
  どんなツールでも何を作りたいかを良く考えてから購入しないと折角の性能を生かすことが出来なくて宝の持ち腐れで勿体無いことになってしまいますが いざと言う時に何時でも出来るという安心感も捨てがたいものです。
 等々、衝動買の言い訳をいろいろ考えています。(笑)