相手の女子大生が、骨折したということで、大きな事故になっているようだが、車対自転車ということで、ワイドニュースでは、車側の過失がゼロとはいえない、などのコメントがながれていた。
事故の現場は、つちやさん側が、車で、10キロぐらいで走行中に、自転車が「とまれ」の標識がある側で、坂道で止まれずに、車の側面に衝突したという。
このとおりの条件だと、車の側に、ミスがあるかどうかというと、自転車側の方が、事故原因の大半を占めるのではないかと思われる。
この事故のときは、どうだったのかはわからないが、携帯電話などをみながら、自転車で走る人もよくみかけるし、「とまれ」の標識があろうと、無視して走っている自転車はよく見る。
公平に考えて、こういう事故は、車側にとっては、迷惑千万な話とみることもできる。自転車のつっこんでくるのを察知して、車の側がとまれというのは、いささか不自然であり、無理がある。
こういうへんな事例が、いつまでも、問題にされず、車対自転車なら、車の側が責任が大きいなんていう「常識」は、見直されるべきではないだろうか。事故は、千差万別であり、ケースバイケースだが、ニュースでも、当たり前のように報道しているのをきいて、強い違和感をもった。