長い歴史のなかで、人類の歴史は、短いものである。地球の誕生以来の時間軸でみると、それを一年間と見た場合、人類の発生は、12月31日のそれも最後のわずかの時間にすぎない。数分だったか、数秒だったか、とにかく、とるにたりない短い時間にすぎないとどこかで、読んだ。
ところで、その人間活動が、いまや、地球環境にも影響を及ぼしているというぐらいに、繁殖している。そのなかで、日本は、少子超高齢化の人口構成となって、これから、人口がどんどん減少していくという。
なるほど、近隣をみても、親類縁者をみても、明らかに、減少傾向がはっきりとみえていて、このままでは、どういう社会になっていくのかが心細い感じがある。
他方、人口が増えている地域もあり、これから、エネルギーもどんどん使おうかというところもあって、地球は、どのなっていくのか。多様で、多彩な問題を抱えていくことになる。
出世がどうの、金がどうのといっても、所詮は生きているときだけのこと。個人にとっては、突然に最後の日が訪れたとしても、なんの不思議もないこの世界である。
生きている間は、少しでも、世のため人のために、なることをこころがけながら、こそこそ生きていくとするか。