今、自己本位の姿勢を当然のごとく、とっている傾向が目立つ。個人も、企業も、そして国も。
この人は、自分のことしか考えていないのだな、他人のことには、まったく関心がないのだな、こういう本音がみえたとき、協力しあったり、心を通わすことは不可能である。
国と国との関係もそうではないだろうか。自国の権益のみを追求して、他国のことは、まるで眼中にないとすれば、なんともさびしい話である。今の中国の指導部は、いかにも程度が低い。
そして、ヴェトナムの漁船を、中国の多数の漁船が体当たりをして、沈めてしまったという。なんという国民性であろうか。この程度の低さは、見るにたえない。
こういう状況がいつまでも続くとするなら、人間社会は、滅びへの道をまっしぐらの状態であり、話にならない状況だと思う。世界にこの醜態を示して、恥をしらない中国の指導者、事実を知りながら、タテマエを平気で述べる者たちの、関係者の表情には、呆れるばかりである。
これらがどのように推移して、どのような決着をみるのか、しっかりと見届けていきたい。