goo blog サービス終了のお知らせ 

空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

つちやかおりさんの事故に思う

2014年05月14日 16時28分24秒 | 思考試行

相手の女子大生が、骨折したということで、大きな事故になっているようだが、車対自転車ということで、ワイドニュースでは、車側の過失がゼロとはいえない、などのコメントがながれていた。

事故の現場は、つちやさん側が、車で、10キロぐらいで走行中に、自転車が「とまれ」の標識がある側で、坂道で止まれずに、車の側面に衝突したという。

このとおりの条件だと、車の側に、ミスがあるかどうかというと、自転車側の方が、事故原因の大半を占めるのではないかと思われる。

この事故のときは、どうだったのかはわからないが、携帯電話などをみながら、自転車で走る人もよくみかけるし、「とまれ」の標識があろうと、無視して走っている自転車はよく見る。

公平に考えて、こういう事故は、車側にとっては、迷惑千万な話とみることもできる。自転車のつっこんでくるのを察知して、車の側がとまれというのは、いささか不自然であり、無理がある。

こういうへんな事例が、いつまでも、問題にされず、車対自転車なら、車の側が責任が大きいなんていう「常識」は、見直されるべきではないだろうか。事故は、千差万別であり、ケースバイケースだが、ニュースでも、当たり前のように報道しているのをきいて、強い違和感をもった。


憲法9条をないがしろにしていいのか

2014年05月14日 09時12分22秒 | 思考試行

集団的自衛権があるんだ!という解釈をすることによって、事実上、戦争ができるようにする、自民党は、公明党の了承をうるべく、「条件」をさまざま出して、まずは、これを目指している。

少しずつ、孔をあけて、いくことで、最終目的をめざす。そもそも自衛隊は、軍隊ではないといって、登場し、徐々に実績をつみかさねてきた。いつの間にか、レッキトシタ軍隊となり、これだけでも、すでに憲法9条は無視していると言える。

国には自衛権がある、ということで、まずは、軍隊をもった。次は、戦えなければ意味がない、となる。周囲の状況も後押ししてくる。

とりわけ中国の振る舞い、北朝鮮のこと、さらには韓国、ロシアなど近隣諸国との関係において日本は、常に、戦えない国として、どこか舐められていて、何事につけて、一人前扱いをされないという感覚をもっている。

保守の政治家は、とりわけそうだろう。しかし、歴史上はじめてといえるような、戦わない、軍隊をもたない、という憲法9条をもった日本は、本当にこの理想を追求できる政権をもたなかったといえる。

人類の中の、世界の国々のなかで、まるで、宗教家のような国であるが、そんな理想を追求する現実が実現できたわけではない。やはり自衛権はあるといって、戦える装置をもっているし、その気になればl戦争出来る状態にしている。

あとは、解釈改憲をやって、憲法9条を無力化し、そして、現実にあわないとして、いずれ憲法9条を「実情」にあわせていくつもりだろう。

人類の悲願ともいうべき、平和を地球上に広めることは、それで不可能となる。せっかくの憲法9条を活かすことができず、身を捨てて、強力な外交を展開して、人類のかかえるあらゆる悲劇の根幹をたちきる大事業にのりだす可能性を殺してしまうのである。