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空をみながら

 地球規模、宇宙規模で考える。死角のない視野の獲得。憲法9条を守ろう。平和のための最高の武器だと思う。

自前の政策を

2009年08月03日 08時24分10秒 | 思考試行
競争のないところは、やはり、質がおちる。人間の宿命だろうか。独占となれば、自分達にだけいいように振舞う。いくら、そうなるまいとしても、相手がないとなればそうなる。

仕組みとすれば、適当に、競争の制度をいれないと、いびつなものになる。今、選挙戦の前哨戦といったところであるが、マニフェストを巡って、過去の公約がどうだったのか、の検証の議論が起こっている。

そんな話はついぞ聞いた事がなかった。公約なんぞ破られるためにある、ぐらいにしか考えていなかったのではないか。政治家も国民も。それが、どうやら約束が守られているかどうかの、検証がはじまって、話がちがうと慌てるむきもあるのではないか。

約束も、競争とあらば、どんどんと、今までできなかったことも、やれる話になってきている。それなら、なんでやってこなかったんだ、と言いたい。あつかましいにも、程があるといいたい。

財源論も出ている。政権内部にしかわからないような構造、仕組みを知らせないで、本当の対策は立てられない。政権をとってからになるのだろうが、情報公開が必要である。官僚は情報を独占し、色づけして、これを政治家に示し、彼らの手出しをできないようにしてきた感がある。これがどうなるのか。何が出てくるのか。

政治家が、本当にその政策を遂行するためには、仕組みを自らつくらなければならない。官僚のお膳立てでは、もとの木阿弥である。はたして、それができるかどうかが勝負である。面白い選挙になりそうである。