(原題:Ghost Rider)
----これってマーベル・コミックスでしょ?
ニコラス・ケイジって『スーパーマン』をやるって噂があったけど、
DCコミックスから乗り換えたんだ?
「うん。彼はハリウッドきってのコミック・コレクターで、
その中でも最も気に入っていたのが
この『ゴーストライダー』だったらしい。
しかも無類のバイク好き。
まさにピッタリだったってワケだ」
----だけど、あまりアメコミ・ヒーロー向きの顔じゃないと
フォーンは思うニャ。
「それは言わないって(笑)。
ゴーストライダーは地獄の炎に包まれたドクロのヒーロー。
だからあんまり<素顔>は関係ないんじゃないかな」
----お話は簡単なんでしょ?
「うん。
17歳のとき、病気の父を救うため
悪魔メフィストと取引をしたジョニー・ブレイズ。
いまや過激なバイクショーで人気を集める彼の前に、メフィストが再び出現。
魔界の反逆者ブラックハートを捕らえる使命を言い渡すというもの。
このブラックハートはメフィストの息子。
風、水、土といった元素に身を隠すヒドゥンを従えている。
紅蓮の炎を燃え上がらせたヘルバイクを駆り、
チェーンをうならせて彼らと戦うゴーストライダー。
そこにジョニーの初恋、さらには
かつてメフィストに刃向かい契約書を持ち去った
伝説のゴーストライダーの物語が絡み合う……と、こういう感じかな」
----ふうん。でもその伝説のゴーストライダーの頃は、
まだバイクなんてないよね。
「おっ、鋭いね。
そう、燃える(笑)馬を駆るガンマン。
この役をサム・エリオットが好演。
数多くのTVウエスタンに出ただけあって
雰囲気で魅せてくれる」
----そう言えばピーター・フォンダも出ているんだよね?
「バイクと言えば『イージー・ライダー』。
おそらくその線でのキャスティングだろうね。
ただ困ったことに、彼が悪役にはまったく見えない。
人がいいというのか線が細い。
物語としても
人間界を征服しようとする息子と戦うというものだから、
どうも悪魔の立ち位置がはっきりしないんだ」
----ニャるほど。キャプテン・アメリカに悪魔は向かない(笑)。
バイクもチョッパー型で、
どこか『イージー・ライダー』を思わせるね。
「実際、『イージー・ライダー』でフォンダが乗った
ハーレーがモデルになっているらしい。
無機質な機械でありながら骨格や背骨らしきものがあって、
動物のようにも見えるところがポイントかな」
----最大の見どころは、そのバイクってわけ?
「う~ん。
映画を観ている時、なぜか『デアデビル』が頭に浮かんだ。
で、後でプレスを観たら、なんと監督が同じ。
マーク・スティーヴン・ジョンソンなんだね。
『スパイダーマン』のサム・ライミほど個性のある監督じゃない。
それでも本人の談として
『「ウエスタン」や「荒野の用心棒」といったセルジオ・レオーネの映画から
いちばんいいところを借りてきて、
そこに昔のハマー映画のホラー作品の美学を組み合わせようと頑張ってみたんだ」
と、プレスに書いてある」
----「頑張ってみたんだ」というのが泣かせるニャあ。
「まあ、そう言わないでよ。
いいところもけっこうあって、
たとえばCGで出来たドクロなのに、
なぜかゴーストライダーの感情が伝わってくる。
これは観ている時は気づかなかったんだけど、
感情を炎の色調の微妙な変化によって表現していたらしい。
また、炎の熱で少し揺らいだり、
微妙な影ができることでも表情が変化。
あるいは声を出す時に息で炎が乱れることで
口が動いているように見えるというのも計算しているらしい」
----それもプレスだニャ(笑)。
「mmmmm……」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「そういうCGの使い方もあるんだニャ」
※ピーター・フォンダ、出ているだけで嬉しい度
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※画像はアメリカ・オフィシャルの壁紙です。
----これってマーベル・コミックスでしょ?
ニコラス・ケイジって『スーパーマン』をやるって噂があったけど、
DCコミックスから乗り換えたんだ?
「うん。彼はハリウッドきってのコミック・コレクターで、
その中でも最も気に入っていたのが
この『ゴーストライダー』だったらしい。
しかも無類のバイク好き。
まさにピッタリだったってワケだ」
----だけど、あまりアメコミ・ヒーロー向きの顔じゃないと
フォーンは思うニャ。
「それは言わないって(笑)。
ゴーストライダーは地獄の炎に包まれたドクロのヒーロー。
だからあんまり<素顔>は関係ないんじゃないかな」
----お話は簡単なんでしょ?
「うん。
17歳のとき、病気の父を救うため
悪魔メフィストと取引をしたジョニー・ブレイズ。
いまや過激なバイクショーで人気を集める彼の前に、メフィストが再び出現。
魔界の反逆者ブラックハートを捕らえる使命を言い渡すというもの。
このブラックハートはメフィストの息子。
風、水、土といった元素に身を隠すヒドゥンを従えている。
紅蓮の炎を燃え上がらせたヘルバイクを駆り、
チェーンをうならせて彼らと戦うゴーストライダー。
そこにジョニーの初恋、さらには
かつてメフィストに刃向かい契約書を持ち去った
伝説のゴーストライダーの物語が絡み合う……と、こういう感じかな」
----ふうん。でもその伝説のゴーストライダーの頃は、
まだバイクなんてないよね。
「おっ、鋭いね。
そう、燃える(笑)馬を駆るガンマン。
この役をサム・エリオットが好演。
数多くのTVウエスタンに出ただけあって
雰囲気で魅せてくれる」
----そう言えばピーター・フォンダも出ているんだよね?
「バイクと言えば『イージー・ライダー』。
おそらくその線でのキャスティングだろうね。
ただ困ったことに、彼が悪役にはまったく見えない。
人がいいというのか線が細い。
物語としても
人間界を征服しようとする息子と戦うというものだから、
どうも悪魔の立ち位置がはっきりしないんだ」
----ニャるほど。キャプテン・アメリカに悪魔は向かない(笑)。
バイクもチョッパー型で、
どこか『イージー・ライダー』を思わせるね。
「実際、『イージー・ライダー』でフォンダが乗った
ハーレーがモデルになっているらしい。
無機質な機械でありながら骨格や背骨らしきものがあって、
動物のようにも見えるところがポイントかな」
----最大の見どころは、そのバイクってわけ?
「う~ん。
映画を観ている時、なぜか『デアデビル』が頭に浮かんだ。
で、後でプレスを観たら、なんと監督が同じ。
マーク・スティーヴン・ジョンソンなんだね。
『スパイダーマン』のサム・ライミほど個性のある監督じゃない。
それでも本人の談として
『「ウエスタン」や「荒野の用心棒」といったセルジオ・レオーネの映画から
いちばんいいところを借りてきて、
そこに昔のハマー映画のホラー作品の美学を組み合わせようと頑張ってみたんだ」
と、プレスに書いてある」
----「頑張ってみたんだ」というのが泣かせるニャあ。
「まあ、そう言わないでよ。
いいところもけっこうあって、
たとえばCGで出来たドクロなのに、
なぜかゴーストライダーの感情が伝わってくる。
これは観ている時は気づかなかったんだけど、
感情を炎の色調の微妙な変化によって表現していたらしい。
また、炎の熱で少し揺らいだり、
微妙な影ができることでも表情が変化。
あるいは声を出す時に息で炎が乱れることで
口が動いているように見えるというのも計算しているらしい」
----それもプレスだニャ(笑)。
「mmmmm……」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「そういうCGの使い方もあるんだニャ」
※ピーター・フォンダ、出ているだけで嬉しい度
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※画像はアメリカ・オフィシャルの壁紙です。
結局、アメコミの映画化って
作り手が相当に本腰を入れて取り組まないと、
(日本人にとっては)厳しいということでしょうね。
『ゴーストライダー』はアメリカで大ヒットしているようですが、
あのポップな感覚を素直に受け入れられるのは、
そのお国柄も大きいのではないでしょうか?
その点、『スパイダーマン』は
まずドラマがしっかりしている----
だからインターナショナルに通用する。
そんな気がします。
アメコミヒーロー向けじゃないけど
まんまガイコツでもおかしくない(ぉ
そんなニコラス・ケイジが、とっても楽しそうに
演じてるのはわかるのですが・・・
置いてけぼり食らって意識飛びました^^;;;
あ、でも西部劇テイストになると、しっかり起きてたのよね~
バイクより馬のほうがよかったのかなぁ、、、^^;
ガイコツが燃えるとどうなるんだろう?
変身したバイクは、少しHRギーガーを思い出しました。
デアデビルよりは
ボクも遥かにオモシロかったです。
でも、服は燃えないんだな~~とか、バイクまで変身するんだ・・汗) なんて、一人でくすくす。
デアデビルの身勝手な正義感のヒーロー象より、はるかに好感がもてました。
ぼくが思うに『スパイダーマン』が受けるのは
やはりクオリティが高いからだと思います。
サム・ライミと言う、
希有な才能を持った監督がその力をフルに発揮して
エンタメに徹底して作っていることが、
観客にも伝わっているのではないでしょうか?
しかし「燃えるバイクに燃えるガイコツ……」。
これこそサム・ライミに向いているような気もします。
う~ん。サム・ライミ版で観てみたかった…。
殴られてズれた下アゴを治したり、コミック色の強い作品でしたね。
日本で「スパイダーマン」だけが何でヒットするのか永遠の謎ですが、これは受けるかなぁ?
燃えるバイクに燃えるガイコツ。
かなりイケてるんですけどねぇ。
もうピーター・フォンダが出ているだけで満足。
まったく彼には似つかわしくない役。
それでもあの『イージー・ライダー』、
そして『さすらいのカウボーイ』が思い出され、感無量。
ニコラス・ケイジは……。
若い頃とあまりにも顔が変わっていましたね(笑)。
あれじゃ、再会しても普通は気づかないなあ。
こちらの会場では全く笑いがおきなかったです
ちょっと微妙でした、、、☆5はちょっと甘いかな
ピーターフォンダの起用はファンにはうれしいですね
そちらでは大爆笑ですか!?
日本ではどうなんだろう。
あまり笑いは起きないような…。
でも笑いが場内を埋めるほどヒットすれば
配給会社は嬉しいでしょうね。
土曜日だったので、子供が多かったのですが、子供にはどうやら結構怖かったようで、前の席で「キャ!」とか叫んでる子もいましたね。
そして 大人は大爆笑・・・。
土曜日の午後に観るには いい映画でしたねw