(原題:Flags of Our Fathers)
「さて今日の作品は小手調べというかプロローグだけ喋るよ」
---どういうこと?
「この映画は日米の激戦地<硫黄島>を日米両方の角度から描いたものなんだ。
もちろん、これはこれ一話でも成り立ってはいるけど、
やはり両方を観てから語るのが正解だと思う。
この『父親たちの星条旗』は
かの有名なジョーローゼンテールが撮った
6人の兵士が硫黄島に旗を立てる写真がモチーフ。
実はそれが2度目に建てた<やらせ>を写したものであって、
最初に建てた連中はことごとく戦死し、
また、2度目の写真に写っている
メンバーも3人しか生き残っていない、という話なんだ」
----つまりは、すり替えられたってわけでだね。
「うんそう。そして本当の星条旗は別にありながら、
この写真のインパクトがあまりにも強く
政府はそれをイベント化することで
彼ら3人を戦時国際キャンペーンにかり出そうとする。
つまりここに、生き残った3人それぞれの苦悩が描かれるわけだ
----ニャンだかイーストウッド向きのテーマだね。
上陸シーンはスピルバーグ『プライベート・ライアン』。
「さらに言えば『史上最大の作戦』かな。
海外線を真俯瞰で写して映像は凄まじい迫力。
ま、これはCGだろうけどね」(というわけで『硫黄島からの手紙』に続く)
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「もう一本も早く観たいニャ」
※まあ、迫力ある度
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
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「さて今日の作品は小手調べというかプロローグだけ喋るよ」
---どういうこと?
「この映画は日米の激戦地<硫黄島>を日米両方の角度から描いたものなんだ。
もちろん、これはこれ一話でも成り立ってはいるけど、
やはり両方を観てから語るのが正解だと思う。
この『父親たちの星条旗』は
かの有名なジョーローゼンテールが撮った
6人の兵士が硫黄島に旗を立てる写真がモチーフ。
実はそれが2度目に建てた<やらせ>を写したものであって、
最初に建てた連中はことごとく戦死し、
また、2度目の写真に写っている
メンバーも3人しか生き残っていない、という話なんだ」
----つまりは、すり替えられたってわけでだね。
「うんそう。そして本当の星条旗は別にありながら、
この写真のインパクトがあまりにも強く
政府はそれをイベント化することで
彼ら3人を戦時国際キャンペーンにかり出そうとする。
つまりここに、生き残った3人それぞれの苦悩が描かれるわけだ
----ニャンだかイーストウッド向きのテーマだね。
上陸シーンはスピルバーグ『プライベート・ライアン』。
「さらに言えば『史上最大の作戦』かな。
海外線を真俯瞰で写して映像は凄まじい迫力。
ま、これはCGだろうけどね」(というわけで『硫黄島からの手紙』に続く)
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「もう一本も早く観たいニャ」
※まあ、迫力ある度
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キッチリ完結してるけど、日本版とかぶるんだろうなと予想できるシーンもありましたしね。
二本見ると、一本では語れなかったテーマが浮かび上がったりするんでしょうか。
とても楽しみになりました。
これまでの戦争映画とは違ってました。
まだ2部作目を観ないと完結していない、という感じもありますよね。
楽しみです
こんばんは。相変わらずの深い洞察におそれいりました。
ノラネコさんの映画的知識の背景がとても興味深いです。
■じゅんてぃさん
こんばんは。
抑制された演出はイーストウッドの特徴になりましたね。
そこがまたファンにはたまらないのかも。
■migさん
2作目は本当に楽しみです。
アメリカでは日本人俳優たちの評判もいいようで、
『ラストサムライ』とはまた違う
「日本」であることを期待しています。