ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『カンフーシェフ』

2009-03-04 23:16:57 | 新作映画
(原題:功夫厨神)


----いいニャあ。この原題(笑)。
香港映画はこうこなくっちゃ。
「うん。しかも
主演がサモ・ハン・キンポー
それこそコテコテの香港映画」

----中身もそうニャの?
「そう。包丁比べにカンフーをプラス。
そこに人情劇やほのかなロマンスも交え、
ジャンルのごった煮状態。
ストーリーは先日喋ったばかりの
『食客』
にそっくり。
ある酒宴の席でシェフのホアン・ピンイー(サモ・ハン)が出した料理が
彼を恨む甥の陰謀によって客に腹痛を起こさせてしまう。
そのtまえ務めていたレストランを去ったホアンが
とある広東料理店を立て直すというのが主軸」

----ははあ。その彼の弟子をヴァネス・ウー
演じているってことだね。
「そのとおり。
そしてその料理店の姉妹をチェイー・イン、加護ちゃん…」

----えっ、加護ちゃんって加護亜衣のこと?
「そう。なんと彼女はカンフー(もどき)まで披露して
なかなか頑張っていたよ。
おそらく、いや絶対にセリフは吹き替えだろうけど(笑)。
ほかにも、ラム・ジーチョン、ブルース・リャンなど、
香港映画ファンならば落涙間違いなしの布陣。
しかし、香港のカンフーをやる連中ってのは、
とてもぼくらと同じ人間とは思えないね。
なんで、あんな超人的な旋回や蹴りができるんだろう。
サモ・ハンもラム・ジーチョンも、
けっこうメタボな体型なのに……」

----それは鍛えているから。
同じメタボでも誰かさんとは違うよ(笑)。
ところでこれ『食客』とほぼ同時期公開ニャんだよね。
この映画ならではの見どころって、やはりそのカンフー?
「それもあるけど、
料理そのものも
ある意味、こちらのほうがショーアップされている。
というのも、作る料理が韓国映画に比べてダイナミック。
火力も強いしね。
そうそう、向こうでは牛を捌いていたけど、
こちらでは冒頭のエピソードで、
ブタを背骨のところから二つに切り分けてしまう。
それも大胆に力任せに剥ぐって感じ。
しかも料理にCGを取り入れるなど
目新しさもあったな。
あとは、4種類の鳥を小さい順に大きな鳥の中に詰めた料理とかね…」

----ん?どういうこと?
「たとえば、うずらを鳩のおなかに詰め、
それを今度はウズラの中に、
そしてそれをまた鶏の中に。
ちょっと鳥の名前は正確ではないけど…。
しかしそんな中、最後の試合で出てくるのは
“大羹不和”なる四川料理。
これは調味料を一切使わず、
素材となっている白菜のうまみを引き出したスープ」

----ごっくん。
「『食客』を劇画とすれば
こちらは『漫画』。
その勝負にしても
TVの『料理の鉄人』のノリ。
バカバカしくてもいいから
とにかくエンタメ性を楽しみたいという人には
こっちかな」


           (byえいwithフォーン)

フォーンの一言「サモ・ハンが出てるとうれしくなるニャあ」なにこれ?

※それはフォーンもメタボだからだ度

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