(原題:Unknown)
----これって、かなり評判の作品だよね。
主人公が旅先で交通事故に遭って
病院で目が覚めたら、
妻は自分を「知らない」と言い、
見知らぬ男が自分を名乗っていたんでしょ?
「あらら。
ストーリーの骨子を全部喋ってくれちゃった。
でも、こういう設定ってほんとオモシロいよね。
昔からヒッチコック映画によくある、
ミステリー・サスペンスの王道。
一種の“巻き込まれ型”の変形だね。
さて、問題はココから。
主人公がことの真相を探り始めるのは当然として、
それがフィリップ・K・ディック みたいに
SFチックになるのではなく、
国際陰謀の匂いが漂い始める。
途中、派手なカ―アクションも出てきて
現代風に作られていたね」
----でも、いつも思うんだけど、
そのカ―アクションにしてもそうだけど、
主人公が強すぎニャい?
ドライビング・テクニックが
巧すぎるというのが
普通だったらありえない気がするけど…。
「いや、
腕力、体力、そして知力も含めて、
すべて伏線として
最後には、なるほどと納得いく作りとなっている。
ぼくは、正直言って、
いわゆる“ことの真相”がまったく読めなかった。
まあ、原作ものではあるけど、
よくできた脚本だと…そう思ったね」
----ふうん。監督は誰ニャの?
「『エスター』の
ジャウム・コレット=セラ。
彼は、こういう謎ときものは、ほんとうに巧いね。
あと、キャスティングがいい。
主人公のマーティン・ハリスを演じるのは
『96時間』でアクションでもいけることを証明したリーアム・ニーソン。
あの、少し困ったような表情がこの映画にピッタリ。
彼に途中から協力するヒロインにダイアン・クルーガー。
ただ、女性陣としては、ぼくは主人公の妻を演じた
ジャニュアリー・ジョーンズを押す。
まるで50年代のハリウッド映画から抜け出してきたみたい。
まさにファムファタルって感じだね。
もうひとりのマーティン・ハリスを演じるエイダン・クインも、
その風貌が50年代っぽいけどね。
ほかにもドイツきっての名優ブルーノ・ガンツが
冷戦時代、秘密警察シュタージのメンバーだったという男として登場。
彼と、こちらも不気味さでは負けていないフランク・ランジェラの
ふたり芝居もファンにはたまらない。
一瞬たりとも目が離せない、
ほんとうに良質のミステリー・サスペンス。
5月公開のおススメだね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「でも、ちょっと渋すぎるニャあ」
※こちらはミステリーじゃないけど『ロング・キス・グッドナイト』を思い出した度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はオフィシャル・ダウンロードサイトより。
----これって、かなり評判の作品だよね。
主人公が旅先で交通事故に遭って
病院で目が覚めたら、
妻は自分を「知らない」と言い、
見知らぬ男が自分を名乗っていたんでしょ?
「あらら。
ストーリーの骨子を全部喋ってくれちゃった。
でも、こういう設定ってほんとオモシロいよね。
昔からヒッチコック映画によくある、
ミステリー・サスペンスの王道。
一種の“巻き込まれ型”の変形だね。
さて、問題はココから。
主人公がことの真相を探り始めるのは当然として、
それがフィリップ・K・ディック みたいに
SFチックになるのではなく、
国際陰謀の匂いが漂い始める。
途中、派手なカ―アクションも出てきて
現代風に作られていたね」
----でも、いつも思うんだけど、
そのカ―アクションにしてもそうだけど、
主人公が強すぎニャい?
ドライビング・テクニックが
巧すぎるというのが
普通だったらありえない気がするけど…。
「いや、
腕力、体力、そして知力も含めて、
すべて伏線として
最後には、なるほどと納得いく作りとなっている。
ぼくは、正直言って、
いわゆる“ことの真相”がまったく読めなかった。
まあ、原作ものではあるけど、
よくできた脚本だと…そう思ったね」
----ふうん。監督は誰ニャの?
「『エスター』の
ジャウム・コレット=セラ。
彼は、こういう謎ときものは、ほんとうに巧いね。
あと、キャスティングがいい。
主人公のマーティン・ハリスを演じるのは
『96時間』でアクションでもいけることを証明したリーアム・ニーソン。
あの、少し困ったような表情がこの映画にピッタリ。
彼に途中から協力するヒロインにダイアン・クルーガー。
ただ、女性陣としては、ぼくは主人公の妻を演じた
ジャニュアリー・ジョーンズを押す。
まるで50年代のハリウッド映画から抜け出してきたみたい。
まさにファムファタルって感じだね。
もうひとりのマーティン・ハリスを演じるエイダン・クインも、
その風貌が50年代っぽいけどね。
ほかにもドイツきっての名優ブルーノ・ガンツが
冷戦時代、秘密警察シュタージのメンバーだったという男として登場。
彼と、こちらも不気味さでは負けていないフランク・ランジェラの
ふたり芝居もファンにはたまらない。
一瞬たりとも目が離せない、
ほんとうに良質のミステリー・サスペンス。
5月公開のおススメだね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「でも、ちょっと渋すぎるニャあ」
※こちらはミステリーじゃないけど『ロング・キス・グッドナイト』を思い出した度
こちらのお花屋さんもよろしく。
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※画像はオフィシャル・ダウンロードサイトより。
ぼくは根が単純なので、
完全にだまされました。
確かにこの手の映画は
最後がバタバタ。
時間内に終わらせようとしてしまうのでしょうか?
中々に面白い作品でしたね。
私も途中まで読めなかくて、わくわくドキドキさせられました。
でもラストはちょっと・・・
急激にあわただしくなったかんじが、いただけませんでした~
ぼくは、リーアム・ニーソンというと、
演技派というか、性格俳優のイメージがあったので、
『96時間』のとき、すこしビックリしました。
でも、こういう役が増えていくかも。
それほどのスマッシュヒット作だったと思います。