(原題:No Strings Attached)
----この映画って確かアカデミー賞にもノミネートされたんだったよね。
「うん。
「月刊シネマグランプリ」では4月公開映画の第一位に輝いている」
----タイトルからすると子供たちが主人公みたいだけど…。
「ぼくはキー・ビジュアルから、
勝手に
『サイドウェイ』みたいな映画を想像していたんだけど、
これはほんとうに現代的な映画。
昔だったら作られなかっただろうね」
----どういうこと?
「じゃあ、簡単にプロットを説明しよう。
とある家族。
そこはふたりのママ、(アネット・べニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)に育てられた
15歳のレイザー(ミア・アシコウスカ)と18歳の姉ジョニ(ミア・アシコウスカ)がいる。
ママたちはゲイのカップルで、
子供たちは精子バンクからの提供で生まれている。
特に問題という問題もなく過ごしてきた彼らだったが、
子供たちは当然のように、
遺伝子学上の父親を知りたいという気持ちが芽生えてくる。
かくして探し当てたのが
人気レストランのオーナーで気ままな生活を送っているポール(マーク・ラファロ)。
やがて、ふたりが父親と会っていることを知ったママたちは、
ことが大きくなる前にと、
ポールを招いて食事会を開くが…」
----ニャるほど。
確かに、現代ならではの映画だ。
でも、も構成自体はそう目新しくもないような…。
「そう。そこなんだよね。
この映画のオモシロさは…。
設定は、ゲイのカップルのファミリー。
でも、そこで起こっている問題は、
普通の家族のそれの延長線上。
それは、この後の物語の推移でも分かる。
仕事がきっかけでポールの家に通い始めたジュールス。
彼女はポールの男性らしい魅力にひかれ、
彼と“過ち”を犯してしまう。
これも、昔からよくある、
浮気、不倫と、何ら変わりない。
この映画は、
かつては白い目で見られていたゲイに対して、
特別視せずに
人間の営みの中における普遍的なものとして描いているところが新しい。
それでいて、そこに起こる小さな出来事は、
ゲイの家なら、
こういうこともあるかな…という
ユニークなこともいくつかちりばめられている。
しかも、ジョニー・ミッチェルをめぐる会話など、
ふたりの芸が生きてきた世代を指し示す、
ディテールもふんだんに取り入れてることで、
ちょっとノスタルジックな感じも出している。。
爽やかなその余韻も忘れ難かったな」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「彼らのこどもたちは大丈夫なのニャ」
※アネット・べニングが魅力的だ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
こちらは噂のtwitter。
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はオフィシャル・ギャラリーより。
----この映画って確かアカデミー賞にもノミネートされたんだったよね。
「うん。
「月刊シネマグランプリ」では4月公開映画の第一位に輝いている」
----タイトルからすると子供たちが主人公みたいだけど…。
「ぼくはキー・ビジュアルから、
勝手に
『サイドウェイ』みたいな映画を想像していたんだけど、
これはほんとうに現代的な映画。
昔だったら作られなかっただろうね」
----どういうこと?
「じゃあ、簡単にプロットを説明しよう。
とある家族。
そこはふたりのママ、(アネット・べニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)に育てられた
15歳のレイザー(ミア・アシコウスカ)と18歳の姉ジョニ(ミア・アシコウスカ)がいる。
ママたちはゲイのカップルで、
子供たちは精子バンクからの提供で生まれている。
特に問題という問題もなく過ごしてきた彼らだったが、
子供たちは当然のように、
遺伝子学上の父親を知りたいという気持ちが芽生えてくる。
かくして探し当てたのが
人気レストランのオーナーで気ままな生活を送っているポール(マーク・ラファロ)。
やがて、ふたりが父親と会っていることを知ったママたちは、
ことが大きくなる前にと、
ポールを招いて食事会を開くが…」
----ニャるほど。
確かに、現代ならではの映画だ。
でも、も構成自体はそう目新しくもないような…。
「そう。そこなんだよね。
この映画のオモシロさは…。
設定は、ゲイのカップルのファミリー。
でも、そこで起こっている問題は、
普通の家族のそれの延長線上。
それは、この後の物語の推移でも分かる。
仕事がきっかけでポールの家に通い始めたジュールス。
彼女はポールの男性らしい魅力にひかれ、
彼と“過ち”を犯してしまう。
これも、昔からよくある、
浮気、不倫と、何ら変わりない。
この映画は、
かつては白い目で見られていたゲイに対して、
特別視せずに
人間の営みの中における普遍的なものとして描いているところが新しい。
それでいて、そこに起こる小さな出来事は、
ゲイの家なら、
こういうこともあるかな…という
ユニークなこともいくつかちりばめられている。
しかも、ジョニー・ミッチェルをめぐる会話など、
ふたりの芸が生きてきた世代を指し示す、
ディテールもふんだんに取り入れてることで、
ちょっとノスタルジックな感じも出している。。
爽やかなその余韻も忘れ難かったな」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「彼らのこどもたちは大丈夫なのニャ」
※アネット・べニングが魅力的だ度
こちらのお花屋さんもよろしく。
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※画像はオフィシャル・ギャラリーより。
ごらんになったのですね。
私はとても気に入った映画でした。ゲイのカップルなのに、何だか当たり前の家族が描かれていて驚くと同時に人間の普遍的なものも感じることができました。
一人ひとりの俳優さんの演技がとても活きてて、それも楽しかったです。
マーク・ラファロがうまかったなぁ。
本文では触れなかったのですが、
ジュールスの職業なんかも、
よく考えてあるなと思いました。
結局、ほんとうのプロじゃないから、
途中で、ホームセンターに
買いに行ったりする。
(しかも、ガーデナーを辞めさせたり)。
なんか、リアルだったなあ。
俳優陣のナチュラルな演技もかなり好感が持てました。ただ映画で言っていたようにストレートがゲイを演じると気になる部分があるのかもしれないですが…。
なるほど、
ストレートがゲイを演じると嘘っぽいと、
この映画で行っているということは、
それがそのままこの映画にも戻ってくる。
スゴいパラドックスですね。
>仕事がきっかけでポールの家に通い始めたジュールス。
彼女はポールの男性らしい魅力にひかれ、
彼と“過ち”を犯してしまう。
これも、昔からよくある、
浮気、不倫と、何ら変わりない。
アネット演じたニックが そのことに気づいて
「家族がほしければ自分で作れ!」・・・
まあ そのとおりですがね。でもいいかえるなら
「ジュールズ(ジュリアン)を貪る権利があるのは私だけだ!私だけがジュールズの肉体を私の体臭フェロモンつけまくっていいんだ! それを てめえのペ〇スをズボズボつっこんで臭いをつけやがって・・・ジュールズのパートナーである ワ タ シ をなめてんのか!ジュールズのマ〇コに誓っても ゆるさぁぁぁん(激怒)」・・・これが正確なセリフです
あっ そうか! そのセリフを言わなかったから アカデミー賞逃したんだな~ アネット残念(笑)!
いつもながらのzebraさんの独壇場。
何を言っていいのやら。(笑)
これからもよろしく。
でもお手柔らかに…。(笑)