(原題:Orphan)
----この顔、ちょっと怖すぎる。
しかも、どこか変…。
「うん。日本でのキャッチコピーが
「この娘、どこかが変だ。」
このビジュアルといい、キャッチコピーといい、
観終わったら、すべて納得。
いやあ、今回、日本の宣伝サイドはいい仕事している。
ぼくはそう思うな」
----お話の方は、
この少女が何か危険なことをやって、
みんなを恐怖に陥れるということでいいのかニャあ。
昔、マコーレー・カルキン&イライジャ・ウッドに
それに似たのなかった?
「『危険な遊び』だね。
あれも、なかなか怖かったけど、
こっちの方が一枚上手かも。
この映画の原題『Orphan』は孤児を意味する。
かつて3番目の子を流産したケイト(ベラ・ファーミガ)。
彼女は、その愛を他の子に注ぐべく、
夫ジョン(ピーター・サースガード)と相談の上、
養子をもらうことにする。
さて、彼らが訪れた孤児院。
そこには、あきらかに他の子とは違うひとりの女の子が…。
頭がよくて歌と画が上手なその子の名はエスター(イザベル・ファーマン)。
ケイトはもちろんのこと、妻以上にジョンも彼女を気に入り、
家に連れて帰るものの、
息子のダニエルは、エスターがクールでないと拒否反応」
----そして、やがてエスターは、その本性をむき出しにしていくわけだね。
「そう。その流れはいわゆる定番で、
何ら特別な驚きもないんだけど、
この映画は、
恐怖の前提となるシチュエーションの作り込み方がとにかく巧い。
そのシチュエーションが、伏線となるいくつものエピソードと見事に絡み合い、
映画の終わりに近づくにつれて、
観ている間に湧いてきた疑問(たとえばここまでやるか!的な)も含めて
すべてが『なるほど』という納得の中に回収されていくんだ。
たとえば、2番目の子マックスは聾唖者という設定。
独身術にたけている。
エスターは、それを利用して夫婦の会話を盗み見る。
また、ケイトは元アルコール中毒。
マックスを池で、あわや溺れさせそうになったという過去を持つ。
このことはケイト本人の心理状況、
周囲の彼女を観る目、
そしてクライマックスの池でのバトルと、
いろんな形で映画をけん引してゆく」
----ニャるほど。
そういう映画だったら、えいが好きなのも分かるニャあ。
「でしょ。
そして、何よりも唸らせられるのが、
このエスター最大の秘密。
これには参ったね。
やられたって感じ。
製作に関わっているレオナルド・ディカプリオいわく、
『これは何度でも観たいと思うような映画。
1回だけじゃ、いろんなことを見落とすからだ』。
ぼくも同感だね」
----そんなによくできているんだ。
監督はだれニャの?
「『蝋人形の館』の「ハウメ・コジェ=セラ。
ただ、冒頭はあまりにもショッキングな映像だし、
結末も、すべてめでたしめでたしというわけではない。
映画に完全なハッピーエンディングを求める人にはつらいかもね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「この子、顔からして怖いのニャ」
スリラー好きにはたまらない度
お花屋さん ブーケ、アレンジメントetc…
人気blogランキングもよろしく
☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
----この顔、ちょっと怖すぎる。
しかも、どこか変…。
「うん。日本でのキャッチコピーが
「この娘、どこかが変だ。」
このビジュアルといい、キャッチコピーといい、
観終わったら、すべて納得。
いやあ、今回、日本の宣伝サイドはいい仕事している。
ぼくはそう思うな」
----お話の方は、
この少女が何か危険なことをやって、
みんなを恐怖に陥れるということでいいのかニャあ。
昔、マコーレー・カルキン&イライジャ・ウッドに
それに似たのなかった?
「『危険な遊び』だね。
あれも、なかなか怖かったけど、
こっちの方が一枚上手かも。
この映画の原題『Orphan』は孤児を意味する。
かつて3番目の子を流産したケイト(ベラ・ファーミガ)。
彼女は、その愛を他の子に注ぐべく、
夫ジョン(ピーター・サースガード)と相談の上、
養子をもらうことにする。
さて、彼らが訪れた孤児院。
そこには、あきらかに他の子とは違うひとりの女の子が…。
頭がよくて歌と画が上手なその子の名はエスター(イザベル・ファーマン)。
ケイトはもちろんのこと、妻以上にジョンも彼女を気に入り、
家に連れて帰るものの、
息子のダニエルは、エスターがクールでないと拒否反応」
----そして、やがてエスターは、その本性をむき出しにしていくわけだね。
「そう。その流れはいわゆる定番で、
何ら特別な驚きもないんだけど、
この映画は、
恐怖の前提となるシチュエーションの作り込み方がとにかく巧い。
そのシチュエーションが、伏線となるいくつものエピソードと見事に絡み合い、
映画の終わりに近づくにつれて、
観ている間に湧いてきた疑問(たとえばここまでやるか!的な)も含めて
すべてが『なるほど』という納得の中に回収されていくんだ。
たとえば、2番目の子マックスは聾唖者という設定。
独身術にたけている。
エスターは、それを利用して夫婦の会話を盗み見る。
また、ケイトは元アルコール中毒。
マックスを池で、あわや溺れさせそうになったという過去を持つ。
このことはケイト本人の心理状況、
周囲の彼女を観る目、
そしてクライマックスの池でのバトルと、
いろんな形で映画をけん引してゆく」
----ニャるほど。
そういう映画だったら、えいが好きなのも分かるニャあ。
「でしょ。
そして、何よりも唸らせられるのが、
このエスター最大の秘密。
これには参ったね。
やられたって感じ。
製作に関わっているレオナルド・ディカプリオいわく、
『これは何度でも観たいと思うような映画。
1回だけじゃ、いろんなことを見落とすからだ』。
ぼくも同感だね」
----そんなによくできているんだ。
監督はだれニャの?
「『蝋人形の館』の「ハウメ・コジェ=セラ。
ただ、冒頭はあまりにもショッキングな映像だし、
結末も、すべてめでたしめでたしというわけではない。
映画に完全なハッピーエンディングを求める人にはつらいかもね」
(byえいwithフォーン)
フォーンの一言「この子、顔からして怖いのニャ」
スリラー好きにはたまらない度
お花屋さん ブーケ、アレンジメントetc…
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☆「CINEMA INDEX」☆「ラムの大通り」タイトル索引
(他のタイトルはこちらをクリック→)
※画像はアメリカ・オフィシャル(壁紙ダウンロードサイト)より。
じつはこの作品先月から注目していたんです。似たような展開のドロシーミルズをみていたので、きっと面白いにちがいないと!で、えいさんが早速アップするとき多分ですが、この作品はこの人がカキコするだろうなぁとおもってかいているんじゃないかと・・・で、、多分この作品には僕が反応するな?とおもったにちがいないと、かってにおもいながら、やはりの反応でした!!
ソウの時にも、感じたなにかをこの作品にはかんじるんです。たぶん最後のところは、しゃべってはいけないんじゃないかと思うところも・・・・。
ただ、地元のシアターが反応してくれないと(しても年末?ソウのときは11月公開に9月からのリクエストだったから11月中に差し込んでくれましたが?年末だとネタバレしているんだろうか{不安})で、観たら書かずにいられない作品なのか、興味がつきません。あと、アメリカこうかいでCASE39も、この作品すきならおすすめ!! フォーンはエスターみたく留守中に変なことしてなかった?
このネコたしかに変だ・・・・と、
この映画、実は帰省の前日に観て、
帰京の翌々日にアップ。
中、一週間あいてのおしゃべりです。
でも、思った以上にショッキングで
よく覚えています
亜蘭真さんが反応されるのは、
もう少しBランクが多いと勝手に思っています。
映画館で言えば、
シネパトスかシアター渋谷Nで上映されるような作品。
これは渋谷東急だから、
もう少し全国でかかりそう。
さて、先ほどアップした『スペル』。
これはおそらくご覧になっていることでしょう。
どう思われました?
しかし、これはTOHOシネマズ日劇。
最上級ランクの公開ですね。
ところでフォーンは、
この頃、玄関の土間部分に寝ころびたがって困ります。
最初は孤児を養女にして、実はその孤児は悪魔の子だった~
なんていうのじゃ、『オーメン』なんですが(笑)
そういうイメージで観始めて
クライマックスに近づくにつれどこかが変だっていうことの
真実がわかって…実はびっくりするほど表情が語ってた
ことに驚愕するって感じでした。
初めて出てきたときから、いや~な予感はしたんですよね、この子。
生理的なものでしょうか?
ぼくだったら、養女にしないなあ。
最後迫られた時には、もう怖いのを通り越してました。
細かく張り巡らされた伏線がニクイ。
この脚本家はフランク・ダラボンのアシスタントだったそうですね。
なるほどあの師匠にしてこの弟子あり。
個人的には、ラストでエスターの心にもっと寄り添って、もっと痛い話にしてくれた方が良かった気がします。
フリークスの悲しみというやつです。
この映画の脚本家ダラボンのアシスタントなんですか!?
そりゃあ、よく練られているはずだわ。
キャストの子供たちのうまさといい、これは必見。
妹役の女の子なんて、まるでポネットちゃん。
そう。ラストはエスター寄りにふったら、
他の映画とは一線を画したでしょうね。
最近ホラー映画が好きになってるのか映画館でよくホラー映画を見に行くようになっています。
これは、今年見たホラー映画の中でも結構良かったです。
ホラーも、オカルトからスプラッターまで
いろいろありますけど、
血を見せるなど直截的なショッキング描写を抑えつつ、
内面的に怖がらせる恋ういう映画は好きです。
ぼくも今年観たホラーでは、これがベストですね。
書きました☆
えいさんも「危険なあそび」に触れてたんですね!
観たかった作品だったけどダークキャッスルのホラーだったとは観てから知りました。
キャストも皆いいし、キャッチコピーがまたいいですよね、ほんと 笑
怖くないけど少女が怖い。あんなオチだとは。
なかなか楽しかったです♪
ヤバい子供と言えば、
あの『危険な遊び』。
もっともその昔にはスペインに
ズバリ『ザ・チャイルド』というのもあったけど。
でも、この怖さは尋常じゃない。
だって●●じゃないんだもん(笑)。