ラムの大通り

愛猫フォーンを相手に映画のお話。
主に劇場公開前の新作映画についておしゃべりしています。

『釣りバカ日誌15』(えい+フォーン)

2004-08-09 22:43:33 | 映画
朝からお魚の映画観たんだって?
-----「とは言ってもお魚を釣る映画だけどね」。
で。もう一本はプロレスの映画。
-----「そう、『お父さんのバックドロップ』。
   今年は『ワイルドフラワーズ』『MASK DE 41』
   それに『ホネツギマン』と、プロレス映画が多いね」。

で、お魚の映画は?
-----「う~ン。副題に『ハマちゃんに明日はない!?』と
   ついていて、それでリストラの話だから、
   ハラハラドキドキの展開になるかと思いきや、
   江角マキ子扮する経営コンサルタントの
   仕事に対する悩みに話がすり変わっちゃう。」

だって映画だし、あのシリーズってコメディなんでしょう?
あまり、キツイ話やれないんじゃないの。
-----「いや、そうでもないよ。『12史上最大の有給休暇』なんて
   けっこうシリアスで、ビックリしたことがある。
   ラストなんて時代に対する覚悟を語ってたもの。
   ところが今度の映画は
   小津安二郎の『麥秋』をなぞった展開。
   しかもスーさんがその映画を観ている奥さんに
   『原節子みたいな女性は今いないね』と言うのに対して、
   『だってこれは映画、夢』と答えてしまう。
   あれは言っちゃいけないね」。

なぜ?
-----「だって、いまぼくらが観ているこの『釣りバカ』も映画。
   なのに、
   所詮これも“夢”の中のお話と言い切ってしまってる。
   それじゃあ、みもふたもないよ。
   こんな幸せな話は映画だけで
   実際にはないと開き直ってる」。

う~ん、よく分からないな。で、お昼は何を食べたの?
-----「サバ塩定食。」
いいにゃあ。 

      

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